verse692 [ASKYY / SIDE ZIPPER LOW CLOTCH PANTS]

 

 

 

 

 

ASKYY史上、

最も太くルーズなサルエルパンツが登場。

 

満を辞して。

 

 

 

 

この作品、じつは

ひとつの戒めでもあります。

 

 

 

 

 

それは、ここ数シーズンで振り幅を拡張させているASKYYが、

ルーツである”モード”を再認識するため。

 

 

 

ストリート、ボヘミアン、グランジ、はたまたロックなど今後も多くのジャンル(例えばテイストや色味)が異国間交流のように自由に行き来していきます。セルフグローバル。

今までのシーズンを見て、着て頂いているお客様ならご理解いただけると思いますが、軸をブらさず多様なストーリーを進め視野を広げ変化させていく。それこそがASKYYらしさなわけです。

 

 

 

 

その哲学が根底にあるなかで

一種の”混血”となり多様性を拡げつつも、

“純血”も同時に守り抜く。

 

 

 

 

 

モードというカテゴリを再認識し、その純血を守るにあたって必要なパンツのピースは自然と”THEサルエル”になりました。

これはイタリアをはじめとするヨーロッパ系アルチザンに慣れ親しんできた個人的先入観に他ならないのですが。(いわゆる日本で言われているモードとは少しニュアンスが違うかもしれません)

王道の1枠かと思います。

 

 

 

たまたま、現在の主流が太めという潮流もあいまってその抵抗感は一層なくなりました。

 

 

 

 

 

 

さっそく公開いたします。

 

 

 

 

 

 

SIDE ZIPPER LOW CLOTCH PANTS
Model:K8
Code:3/7
Season:363
Size:1,2,3
Material:COTTON100%
Color:BLK

 

 

 

 

 

長く使えるものは、決まってパッと見の目立つ特徴がない。

でもそういった作品は目立たないところにこだわりが詰まっているケースが多いかと思います。

 

 

 

 

 

ルーズで無骨なフォルム。

 

クラシックで品がある白ポケット。

 

側面にあしらった無機質なジップ。

 

 

 

 

 

スタイリングの中心が普段スキニーの細身シルエットというお客様にほどおすすめな作品。

・・少し疲れる時もありますよね。

 

 

 

 

リラックスでルードな雰囲気って、どこか適当だけど無法者かつ無敵で強くなったような。

そんな錯覚を獲得できます。

 

 

 

でもそれはいつものONがあってこそ意味を成すというか、強い効力を発揮するもの。

ONとOFFのテンションの切り替えは、このパンツから始まるのかもしれません。

 

 

 

 

 

■サイドジップ

左側面に入るサイドジップ 。

そのへんにある「野暮な太パン」ではない という主張をしてくれるポイント。タンクなど長めのインナーを着用した場合にも覗いてくる長さで設計しました。

 

 

 

ヒップポケットの繊細な白とジップの無機質なコントラストが好き。

 

 

 

容量は500mlペットボトルが入るくらい。

折りたたみ傘とか?

何をいれるのが適しているか考えたんですけどいい感じのが思いつきません。

 

 

 

パケ隠すには大きすぎるし、タギング用のスプレー缶しのばせるのにはちょい小さい。

これ何入ってんの?って聞かれたら人参とかきゅうりって言っておいてください。

 

 

 

 

 

 

■ヒップポケット

ASKYYでは定番となった白ポケのギミック。

 

 

 

 

ナポレオンジャケやYラペルジャケを彷彿とさせる遺伝子。

フラップではなくスリットポケットでシャープに仕上げ、袋布を白にすることで無骨ながらに少しの繊細さ。

 

ちらっと見える感じがいいですよね。

 

 

 

 

 

■サルエル

今回の個性である深い股上。

ASKYYは今までセミサルエルというか、ほどよく股上が深いというアイテムが中心でしたが今回はそれを大きく振り切った形。

その意図は冒頭にもある通り。

 

 

 

 

 

無骨な男臭さ。

媚びない姿勢。

狙ったのは適当感。

 

 

例えば品あるトップスもナルに見せない仕掛け。

 

 

フロントから見た場合、

立体的なパターンですのでそこまで嫌味はないはずです。

 

Rickがマス層まで拡げたといっても過言ではないこのパターンニングとバランス。様々なブランドがそれに影響を受け形にしてますが、ASKYYはASKYYなりに解釈しました。

 

 

 

 

 

 

■ベルトループ

おなじみの。

 

 

 

 

■素材

コットン100%で取り扱い楽です。

マットな表情でオールシーズン向け。ニュアンスとしてはオンス軽めのチノに近くて程よい厚みあります。

最後に洗い加工でくたっとした抜け感。

 

 

 

うちのパンツといえばこの素材。

今まで用いた作品はWAIST BELT SLACK、LAYERED ANKLE PANTS。万能なので今後も愛用していく予定です。

生地を練り芯をほぐして柔らかくしたツイル素材で履き心地も楽。さらに、細身ではなくゆとりある形とのコンビとなるともうストレスはありません。

 

 

 

 

 

 

■色展開

BLKの一択。

ここはもうBLK一択。

ご自宅のワードローブのサルエルカテゴリはこれで上書きおねしゃす。

 

 

 

 

 

■シルエット

改めてシルエットの確認。

 

 

レングスはそこまで長めにしていないので、ブーツやハイカットスニーカーを見せたいってお客様は腰位置を上の方にしてもらえるとバランス良く見えます。ロールアップもいいと思います。

僕178cm 65kgでSIZE2着用。

サルエルの深さが気になる方は腰位置を上気味にすると軽減しますのでご調整ください。

 

 

 

 

アルチザンっぽいアイテムは当然狙い通りなのですが、

 

 

 

ゆるめのトップスにも相性良いです。

先週のロングニットの時も着用していましたがルーズに。

 

 

こう見ると膝から下はそこまで太くないということがお分かり頂けるかと思います。

 

 

 

アウターではなくインナーが長ければ長いほどバランス良いと思います。はみ出すやつ。

ASKYYタンクとかASKYYタンクとか。

この感じ最高すね

 

 

 

 

 

 

■価格

¥38,000(税抜)

がんばって3万円代死守着地。パンツはいつも生産コストの面で無理してます、、

 

 

 

 

以上となります。

 

 

 

 

 

■販売方法

発売日 11/20(土)12:00- 店頭・通販同時発売
通販配送 11/22(月)以降 即納
ASKYYステッカー同封

送料無料

 

 

 

 

21awスタート時から今に至るまで僕が店頭でいつも着用していたパンツはこれでした。(サンプルは履き潰したので実質すでに2着目。)毎回一緒ですいません

ぐらい、気に入ってます。

 

 

 

21AWの”パンツカテゴリ”はこの作品にて完全に終了。

次は22ssまでありません。

 

 

 

満を辞してリリースした、ASKYYが提案する王道サルエルパンツ。

モード軸を整えなおす という意味でも改めてラインナップを更新して頂ければ幸いです。

 

 

 

ただの太パンは今やどこにでもあるので、せっかくなら。

 

若さや流行に向いたベクトルではなく、少し渋くて、ほどよくモードで、少しだるめ。

あくまでもONありきのOFF用としてご提案させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

それでは土曜12時、宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ASKYY / SIDE ZIPPER LOW CLOTCH PANTS

https://www.askyy-shop.com/items/54746951

 

 

 

ASKYY TOKYO FLAGSHIP

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