ご挨拶
本日、2020年3月1日をもちまして
ASKYYを運営する株式会社LIMbは、
会社設立3周年、すなわちASKYYを立ち上げて3周年 を無事迎えることできました。この場をお借りしお客様方、ご関係者の方々には、心より御礼申し上げます。
日頃のご愛顧、誠にありがとうございます。
会社もASKYYも3周年ですが、Mのプロジェクト「INEFFICIENT」とコーポレートし店舗を移転した日付もちょうど昨年の今日となります。
お店単位で見ても珍しい異質な店ですが、無事に1周年を迎えることが出来ました。
この半地下のマニアックなお店にわざわざ足を運んで頂けるお客様と、通販でいつもご購入頂いておりますお客様の支えのおかげでございます。
いつも本当にありがとうございます。
今後も、慣例にとらわれず自由で僕ららしいお店として期待にお応えしていけたらと思っておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。
皆様からの頂き物も忙しさのあまり 遡れば昨年あたりから?全然掲載する事が出来ていなかったのでこの場をお借りし掲載させて頂きます。
気持ちのこもった暖かい差し入れ、いつも本当にありがとうございます。
全ておいしく頂きました。いつも頂いてばかりで申し訳ないですね、、その分精進し恩返ししていきます!
今後とも、ASKYY & INEFFICIENT を 改めてどうぞよろしくお願い致します。
ご挨拶は一旦ここまでとさせて頂き、
今日は、そんな親愛なる顧客様方に1つご報告があります。
いつかのブログで「海外進出」を目標に掲げ、
ASKYYがそれに向けて一歩ずつ歩んできたことは、きっとこのブログで認知頂いているかと思います。おこがましいかもしれませんが、
その苦悩した時間や様々な喜び、成長の過程は、お客様とともに共有させて頂いたと思っています。
この3年間は様々な事に挑戦し、うちはうちのやり方を見出すことが出来ました。
シーズン遅れのLOOKもそう、1W1Rもそう、今期から始めた1型1動画もそう。
一般的なアパレルのセオリーとはかけ離れていますが全ては、ASKYYの作品を100%の純度でダイレクトにお伝えできるように、そしてお客様に楽しんで頂く為には何を如何すべきか という結論から生まれた必然性のある産物です。
僕は周りがどういった状況であれ、強い覚悟のもと自分が正しいと信じる道を進んでいます。
異常なまでの野心で、何かに取り憑かれたように3年間を過ごしてきました。
思い返せば2019年6月、
20SSシーズンにて初めてPARISの地で行った展示会。
ブランドを初めて5シーズン目。国内での取り扱いも極めて少ないままパリ出展をするというイレギュラーな挑戦は、資本力やバックグラウンドが強いブランドを除いては業界的にもほとんど聞くことはないかと思います。
それに、ヨーロッパ諸国のブランドがパリに出展するのとはわけが違いますよね。彼らは東京大阪間のような感覚で2.3時間ほどでパリですし渡航費も運搬費等の経費も安く、コネクションも各所にあるためそもそもの土俵が有利なのです。
加えて、買い付ける側の視点で言えば「日本のブランド」は海外のいち店舗にとっても非常に高額な販売価格となりますのでそもそものハードルが高い世界です。
その前提があり継続して出すことも難しいと言われる中、2020年1月。
20AWシーズンで2度目の出展を行いました。
当然出すまでがゴールではなく出してからのスタートです。
20ss時に得た、確かな手応えと反省。
ASKYYを立ち上げてからの短くも濃い3年の経験。
そしてお客様方の声を背負い、具現化したコレクション。
その全てを引っさげて再び挑みました。
そして
20AWより、海外でのお取扱店様が決まりました。
これが今日皆様にご報告したかった事です。
ASKYYがいよいよ海を越え、海外のセレクトショップで展開されることになります。
詳しくは20awのタイミングでまたアナウンスさせてください。まずはドイツのとあるショップ。立派なアルチザンブランドがある並びの中に、日本のブランドで唯一ASKYYが入ります。そのお店様にも感謝しかありません。
この喜びを設立3周年という節目の、早々なタイミングでご報告できる事に心から喜びを感じます。
そして、この喜びをシェア出来るお客様方がいて頂ける事に大きな幸せを感じます。
0を1にすること 。
そこには大変大きな壁があります。その大きな壁をまずは一歩、超えることが出来たと今は感じています。
同業者から見れば、え?そんな大ごと?って思う人が少なからずいるかもしれませんが、僕はその”事実”を丁寧に丁寧に捉えていきたいのです。当たり前と思わず。
0から全てを始めている分、その感動は計り知れないのですから。
インターナショナルなブランドとして確立させていくために今後は大きな舵取りをしていきます。さらに世界で拡がってくように。
それに伴って、「作風が変わる」というご心配もあるかと思いますが、確固たる核があるからこその変化であってお客様が求めるASKYY像は絶対に裏切りませんし、かっこいいと思っていただけるものしか創りませんので4年目も見ていてくだされば幸いです。
ブログでも何度も同じことを言ってますが、自惚れずいつまでも近い存在で、血が通ったブランドのままそれを実現してみせます。ここからの4年目。気を引き締めて突き抜けます。
ASKYYというブランドが世界を少しずつ変えていくストーリー、
どんな物語よりも面白くなるように、成し遂げていきます今後も。
とてつもなく強い動機は、強い執念に。
(ASKYYならいける) そう心のどこかで応援してくださるだけで充分です。
今後もASKYYへのご愛顧をどうぞよろしくお願い致します。
2020年3月1日 著者近影
ASKYY TOKYO FLAGSHIP & INEFFICIENT