22ssがいよいよ始まります。
まだまだ寒いですが、今季は例年に比べ1ヶ月ほど立ち上げが遅い方ですね。
お待たせいたしました。
今季も引き続き、
1週間に1型のリリースを毎週続け5月末あたりで終了。
火曜に発表、土曜に発売開始 の流れも変わりませんのでお付き合いくださいませ。
さて、
さっそく22ssの1作品目をご紹介いたします。
「ASKYYが1番最初に世に出した服」
古くからのお客様はご存知かもしれませんが、アスキーは最初7型のみでのスタートでした。
その少数精鋭の中でも
最初に取り組んでいたアイテムこそが下記のシャツです。
ASKYY最古の作品(言い方の癖)
from 2017
言い方を変えれば、
ブランドを立ち上げる前々から 一番創りたかった服 ともいえるでしょう。
大事な軌跡。
今回はそのシャツを5年ぶりに蘇生。
形などの修正を加える必要なく、当時のままに再現出来ました。
素材のみを22ss仕様に変え、5周年記念の一つとして復活です。
ENTRANCE SHIRTS
Model:L11
Code:3/7
Season:371
Size:1.2.3
Material:COTTON100%
Color:WHT,BLK
その名はエントランスシャツ。
この作品から全てが始まったことで、ASKYYの入口となりました。
そして、新たなステージへの入り口、
すなわちASKYYへの玄関的位置になればと思い命名。
服自体のもつ品だったり襟の造形、ほんのり見えるストライプ。
どことなくエントランス前にいるポーターな佇まいで好きです。
少しずつ解説してまいります。
■襟元
襟に対してのこだわりが当時から垣間見える箇所。
ノーカラーのようでアウトラインはスタンドカラー。
一般的な襟ってどうしてもかしこまるので今の今まで避けてきました。
それは今後も変わることはないと思います。
アスキーのコンセプトとは逆の存在であるあの優等生感がどうも馴染まなくて。
ジャケットの様に開襟する三角のラインを保持しながら、デザインを落とし込みました。
三角ゾーンが狭く、やや襟が立つものがこの襟の形の主流と思うのですが、
この辺はうちらしい脱力シルエット。
■胸元
Y刺繍が入る胸ポケット部分。
当時の7型はこの刺繍が全てに入っていました。
レイヤード・コード・ボンディング・黒白コンビ・・など今でこそ、あ、アスキーっぽいって思える様なアイコンが様々確立しつつありますが、その時はまだ何もなかったので、こういったアイコニックなもの多用していたんですね。
今でも大事に継承してます。
■袖
22ssの要素は素材で取り入れました。
同じ生地は使わず、贅沢にアップデート。
lookをご覧頂いたお客様はお気づきかと思いますが、今季はストライプが一つの重要なピースです。
ストライプの意図に関してはtheストライプーな商品の時にでも深掘りさせて頂こうと思いますが、
今は軽い概要だけ。
ボンディングで黒に白ラインが入るデザインを繰り返してきた中で、次に歩みを進めた方向は「それをブーストさせた場合」という仮定でした。
黒に白ライン1本だったものが、数本になったらどうなるか。
白線が連続しますよね?
それこそが今期のストライプに至った所以でありルーツ。
ボンディングのアプローチと密接な関係で紐づいています。
本題に戻りますと、
身頃と袖で素材を切り替えています。
袖部分に用いた素材は主張をわきまえた配慮ある素材。
表面はいつものASKYYらしく、マットで繊細なガーゼ素材。
一方で、
袖の裏面はストライプ。
柄物に抵抗がある方も、このへんからだと取り入れやすいかと思われます。
22SS一発目の作品をこれにしたのはそのため。
ラフに腕まくりをして適当に羽織っていただきたいなと思います。
で、右腕に付いた新たなコレですね。
今シーズンのいくつかのアイテムにはこの新たなサブネームを付属させています。
例えば今後シリアルナンバーやその他を手書きで書いたりもするので、お楽しみに。
今回はワークっぽくインダストリアルに使ってます。
■本体部分の素材
本体部分は今回初めて採用した、密度の高いタフ素材。オーガニックコットン100。
独特のワイルドさだったり、天然なラフさを持ち合わせています。
袖の繊細さに対して、クラフト感あるコントラスト。
肌触りはワーク感がありつつ、春コートぐらいしっかりめ。
厚手のシャツ地とお考えください。
洗いざらして着込むうちに経年変化を期待できるストイックな生地です。
(既に洗い加工済み)
しっかりした素材ゆえ、wht色でも透けを気にせずご着用いただけます。
■腰リボン
ブランド設立当初から打ち出している合理的なアプローチ。
隠す様に仕込んだホールに収納可能な腰紐。
↓
ベーシックなロングシャツ というイメージですと中に収めて硬派に。
コートっぽく動きを出したいお客様は後ろで軽く結ぶか、
垂らすか。
結構雰囲気変わります。
■丈感
ロング丈が多いアスキーにしてはいつもよりやや短めでしょうか。
ミドルぐらいなので小柄な方でも抵抗感なく着用いただけるバランス。
ラウンドの裾。
■色展開
WHTとBLKの2色展開。
・WHT
whtの袖裏はうっすらブルーがかったストライプ。僅かに垣間見える爽やかさと清潔感が潔い。
内側でのストライプ という部分で、そのわきまえがコーデの幅を拡げてくれるかと思います。
例えばパンツに柄物をもってきてもうるさくありません。
白の組み合わせって結構王子感でて避けられるお客様も少なくないかと思うのですが、このストライプのおかげで緩和されますよね。
洗いざらしで夏にさらっと着れる白シャツ。
・BLK
原点であるblk
こちらの袖裏はグレーが入っている分、おもたすぎない役割。
全身黒のスタイルでも軽快になり、マンネリ化したオールブラックを次のステージにあげてくれると思います。
腕まくりして着崩したいですよね。
lookでは、この上にブルゾンを着用してました。
■サイズ感
身幅はたっぷりボリュームがありゆったりめ。
僕(178cm65kg)で
WHTはSIZE2
BLKはSIZE3
を着用しています。パンツゆるめでショップコートっぽい雰囲気に寄せてもいいかも。
サイズピッチは当時と変更はなく、もともとゆるめのご提案。
ザックリ着て頂くといい感じです。
■価格
¥42,000(税抜)
春を迎えるスプリングコートとして、是非ご活用くださいませ。
■販売方法
改めてですが、
今週から通常販売が始まりましたので店頭でのご用意がございます。ご来店いただけるお客様はアポイント頂けると助かります。
通販も12時より開始開始です。
発売日 2/19(土)12:00- 店頭・通販同時発売
通販配送 2/21(月)以降 即納
ASKYYステッカー同封
送料無料
■生産数や再販について
在庫数に関してはいつも通り少なめです、、
で、今年は再販もなかなか出来ないと思います。
というのも年末まで新作びっしりでスケジュール上、隙間を作れません。
もし仮に22SS内の商品を何かしら再販するとしても1年以上はお待ちいただくと思います。ブランドの意向云々の前に物理的に難しいところも多いんですね。チャンスがあれば急に差し込んだりできるかもしれませんが、、
ですのでその時その時の作品をお楽しみくださいませ。
再販リクエストは貴重なご意見・ご投票としてありがたく頂戴いたします。
商品詳細は以上となります。
最後に。
通販ページリニューアルしました。(めちゃ大変だったのに一行で終わらせてて草)
顧客様は見慣れるまでお時間いただくかと思いますが、何卒宜しくお願い致します。
土曜12時です。
ENTRANCE SHIRT
ASKYY TOKYO FLAGSHIP
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