インスタでlookの公開が全て終わりました。
長期間にわたりご覧いただきありがとうございました。
こういった特殊な販売形式故に情報量にある一定の制限をかけさせて頂いておりますが、うちはあくまでもモノありきなので実際の商品紹介をお楽しみにお待ちください。それが本編でありうちの本質です。
抽象化された20SSのイメージだけでも掴んで楽しんで頂けたなら幸いです。
色違い等も含め多分全体の半分も掲載しておりませんし、20ssの主要系はほとんど見えてもいませんけど草 あえてなのでお許しください(白目)
本で言えばあらすじ、映画で言えば予告編 といったところでご消化くださいませ。本編をお楽しみに。
ところで、
ファッションウィークの期間中、例えば今シーズンの場合、
他のブランドさんは展示会へのバイヤー招致目的も含めRUNWAY形式もしくはLOOKにて20AWを続々発表しています。ですがうちは1シーズン待機して20SSのLOOKを今の今露出しています。
この違和感にお客様方はお気付きでしょうか。
見え方としては、1シーズン遅れともいえるやり方です。
そこにどういった意図があるのか。
LOOKについて僕の考えをお話ししたことがなかったように思うので(あれ、あったかな)少しこの場をお借りし語らせてください。
それは
あくまで、店頭基準というか現場基準が軸にあるからです。
大げさに言えば1年先の20AWより、直近で発売間近の20SSをお客様に見て欲しいっていう。
それはバイヤーさん招致向けではないことも意味していますね。リスクも当然あります。
(あ、もちろんファッションウィーク中の展示会場にあるサンプルは20AWの作品です。他のブランド様同様、ご来場頂いたバイヤーさんのみが見れるようになっています。20AWに関するLOOKや商品に関してのみ、公には露出していないという事です。)
数年前から格式高いファッションショーも少しずつ変容し、see now,see buyと謳いショーを見た後ですぐに買えるという形態が出てきていますが、先ほど挙げたようなしきたりは、長い間巨大なアパレル産業で培われ今尚続いていますし今後もすぐに変わることはないでしょう。
もちろんそれは物理的にも理に敵っています。
ただ、今のウチというか僕にはそれが向いてないということだけです。
see now see buyのシステムは様々な着目点に於いて物議を醸し出していますが総体的に観ればファッション文化を壊すことはないと考えています。お客様は楽しむだけでいい筈ですよね。ファッションが民主化したことは破壊的でありましたが同時に、とても創造性のあるものだと思います。
格式ある伝統の文化を壊す と考えるのか、それはクリエイター側、すなわちブランド側に委ねられていると思うんですね。優れたクリエイターはその環境下でまた伝統を創っていくはずですし。そこで新たな時代や価値観が創造されていくことを僕は望みます。
とはいえ
いずれ
うちも前述のtraditionalな方式に則らざるを得ない時期がくるでしょう。喜ばしいと共にくやしい感情がそこにはあると思いますが、その時はそういった階段を昇るタイミングなのかなって思います。
なので、それまでは、
この我流なやり方で皆様にお付き合い頂ければ幸いです。
けど、お客様が一番楽しい方がいいに決まってる。
いつか変えたいな、色々。
ちょっと何言っているかわからなくなってきましたね。
巨大な産業相手にひとりで立ち向かっていっている様な、中二病の様な、たかだかはみ出し男の痛い戯言なので聞き流して下さい。
話は逸れましたが20ss。
無駄がなく全てが推し商品となる過去最強のシーズンです。
2/1から始動し、4/中旬までは毎週怒涛の新作ラッシュが続きます。
「ご予約」ではなく「販売」ですのでお間違えのないようにご注意くださいませ。すぐにご着用いただけます。
来週の火曜、水曜あたりにさっそく新作公開となりますので皆様ご準備をお願い致します。(何の?)是非御期待くださいませ。
ちなみにAWは四皇のデリバリーが後半でしたが、
SSは逆の陣形となります。
ASKYY TOKYO FLAGSHIP & INEFFICIENT