VERSE1234 [罵声に名声に歓声 主人公ゆえの宿命]

僕自身の創作活動は常に音楽と共にあります。例えばインスタ等で頻繁に使用しているアンビエントは、声やビートがなく音のみで構成される空間音楽。聴き手によってそれぞれの世界が変わることもその特性でしょうか。専門学校時代から深く没入してきた経験が、今現在のASKYYが提示している無機質なモードの世界観の基礎を築きました。同じ属性のエレクトロニカ、ドローンも同様にDIGっては浸り、この身体の細胞の一部となっています。一方で、さらに遡れば高校時代から現在まで僕の精神の太い支柱であり続けているのがHIPHOPです。

源流を知る上でUSも当然聴きますが、自分にとってそれはある種FLOWを楽しむ側面が強く、言葉の意味まで深く、ダイレクトに浸透してくる日本語のリリックこそが重要でした。ロック、ポップスなど多くの音楽が幻想や架空の世界を描く中で、HIPHOPは唯一「歌い手自身」をダイレクトに表現する類稀なジャンル。その嘘のないリアリズムな姿勢こそが孤独や葛藤を抱える自分を何度も救済してくれました。

HIPHOPと聞いて勘違いされがちですが、悪ぶることや札束やICEを誇示するFLEXの文化に僕は興味がありません。それらはASKYYの美学やクリエイションに反映されませんし、アウトプットで言えばグラフィックを多用したようなステレオタイプなストリート服をつくるわけでもありません。今現在ヲタクレベルになるまで詳しくなってしまった理由は、「ゼロから己の力で世界を切り開いてく美学」そのものの魅力があるからです。もし、この要素がなければ今のASKYYは存在しないといっても過言ではないでしょう。海外への無謀な挑戦も、幾度の移転も、そして現在でいえばPHASE4への変革も。すべてはこのストリートの文脈で獲得してきた反骨精神と成り上がりのプロセスが原動力となっています。

(叫んで喉痛くなった時)

すなわち僕が創り出すクリエイションは、AMBIENT、ELECTROで構築した無機質なモードのキャンバス上に、HIPHOPというストリートの生きた文脈を重ねることで完成するとても稀なものと思っています。(hiphop聞いてambientも聴く人種はかなり稀かと)こっち系で多くのブランドが目指す完成された綺麗さとは一線を画すこれこそが、まさにASKYYのアイデンティティだなと思うんですね。うちだけのエッセンス。

今週リリースする新作アイテムはまさにこのモードとストリートの要素が化学反応を起こしているスタイル。
それも上下2型。

他のブランドでは決して辿り着けないASKYYだけの表現にご期待ください。

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