ここからはアウターラッシュ、、
と申し上げておりましたが、実際高単価のアウターが連続するとお客様の懐へのダメージはさることながら、うちの精神のすり減りもダメージを受けます。1週間に1作品ってスタンスは1品1品丁寧にご紹介したいからに他ならないのですが、その分相応の体力を使うものでして、、
創作したものを言語化、視覚化し、商品化することは、モノを産み出す苦悩と同じに値するほどの消費をします。毎週シングル曲をリリースしているようなものですから、到底おすすめできるビジネスモデルではありませんぴえん ただリリース期を分けているだけの単純なものではないので。)
話はそれましたが、本日ご紹介する作品はアウターとアウターの間のちょっとしたブレイク。
とはいいつつ、春夏期だったら主役級の作品ですかね。

この実需のタイミングで万能なカットソーをご用意いたしました。


今作が今期唯一のカットソーであり、
今期最初で最後のカットソーとなります。(まじどんなブランドだよ泣)
ちなみにみなさま、
Vネック派ですか?Cネック派ですか?
インナーにおいて常に付き纏うこの「究極の選択」。
コメかパンか、きのこかたけのこかレベルの問題。
レイヤードカットソーを受注頂く時もそのお好みが大きく分かれるので、おおなるほど…と毎回感じておりました。
さて、
その選択肢の中にですよ?もう一つの新星が現れたらどうでしょう?

今回はそんな大胆なご提案。
新たに急浮上してきたHネック(ヘンリーネック)という存在、是非お見知り置きくださいませ。

改めて、
ASKYYより初のヘンリーネックがデビューです。
HENRYNECK CUTSEW

Code : 3/7
Season : 373
Model : M21
Color : WHT,BLK
Material : COTTON88%,NYLON12%
Size : 1,2,3
このアイテムの意図、瞬時に感じ取っていただけたお客様はさすがです。
そう、ぱっと見はうちの定番アイコン「ノーカラーシャツ」のイメージを抽象的にサンプリングしています。

フロントにあるライン、ご確認頂けますでしょうか?
下記アイテムのように、

(from 17aw RIBBON SHIRTS)

(from 21ss DOCKING SHIRTS)
中央にボタンを隠すパネルが設置されているのですが、今作もその流れを受け継いでます。

いつものノーカラーシャツを更にデイリー化するならカットソー素材に変えれば済むだけの話なのですが、素材を変更するだけでは根本的なカットソーではありません。
目指したのは、使い勝手の良いノーカラーシャツのイメージはそのままに、カットソー機能を付与すること。
「シャツほどかしこまらずとも、カットソーとしての役割を果たすラフさ」
今作の推し部分は明確にコレです。その結果、導き出した必然こそが今回のHネックというわけです。

ここからは詳細についてご紹介していきます。
首元とフロントのパネル
首周りから縦にすっと伸びるパネル。先ほどのアイコンシャツを彷彿とさせる比翼。

本来ですと、ボタンから下部分にこういったパネルなんて必要ありませんが、ひと繋ぎにすることで大きく印象を変えてくれます。うちのノーカラーシャツの要素をそのまま継承。
ほんと小さいことなのですがね。少しの差別化を図ります。

首部分の裏 にはボタンが5つ。

VでもCでも実現しなかった新しい要素として、全締めでも、ラフに数個だけ留めて頂くだけでも雰囲気が変わるようになったこと。
首周りが寂しい、
または何かが物足りないなって時にきっと役立ってくれるはずです。

今季はATELIER VESTやCURVED ZIPPERのようにフロントへのアプローチも強化していますが、


今作もまたその「ゾーン」への追及の1つとなります。

背面の統一
背面のアプローチも積極的に行う今期。
フロントとの整合性のため、背中にも同じ太さのパネルを配置。

のっぺりした印象ではなく立体的で縦長でスマートな印象。

1枚になったとて、ただのインナーでは終わらせないという執念。
袖の作り
例えば定番のレイヤードカットソーを始め、今までのロンTの袖口はただ切りっぱなしのものが多かったように思います。
それもまた良さがあるのですが、今作はボタンがつくHネック。
袖口にもボタンを設け、こちらでも全体の統一感をプラス。

アレンジしやすいようになったので、SSシーズンでも袖をまくるなどでご活用頂けるかと思います。

裾

いつも通りのラウンドカーブ。
1枚でもスッキリ見えてくれるシルエット。

素材
注目すべきは今回初採用した新素材。

レイヤードカットソーの素材が厚みになってスーパーもっちりしたとお考えくだされば伝わりやすいように思います。
ドライな質感や見た目の雰囲気は残しつつ、厚みを強めたという感覚。


いや、、もうちょいスウェットよりですかね。
アパレル用語的にいえばいわゆるダンボールニット、あるいはポンチ素材の薄手版。
しっかり1枚でも透け感がないような厚み。
秋冬に適していますが、

春夏期も違和感なく着用頂ける質感。

これ、いっけん矛盾していますが手にとって頂くとおそらく言わんとしてることはご理解いただけるかと思います。
表は強撚糸、裏はレギュラー糸。
内側の肌触りも良く、よにかくもっちりな弾力。

伸縮性がすこぶる良いのでフィット感半端ないです。
それを考慮し、サイジングはやや細身の設定。

サイズ感
上記の流れでサイズ感についてご紹介。
生地の伸びがとても良い為、もともと細身の作りです。
びよーんって伸びてフィットするので採寸の数値にビビらずいつも通りのサイズをお選び頂ければよいかと思います。
僕(178cm67kg)でSIZE3 着用

ゆーき君(177cm57kg)でSIZE2 着用

肩幅はやや広めに設定しており、若干だけドロップさせています。
採寸表では身幅より肩幅の方が広いという見慣れない値になっていますが、特別違和感ありませんのでご安心ください。


ヘンリーでよくありがちな野暮ったさをなくす為に細身でシャープにし、古臭くならないように仕上げています。着用後の伸びを考慮し、ジャストフィットのサイズをご着用頂くのがおすすめです。
正直伸ばそうと思えば伸びますw(あんまりおすすめはしませんが)
すでに洗いをかけてありますので洗濯後の大きな縮みはないようにしております。
洗濯を繰り返すうちにヨレが出てくる可能性もありますがデザインの一部としてご理解ください。
コーデについて
シンプルなアウターがきてもヘンリーならではのボタンが効果的。

見慣れたアイテムも結構雰囲気変わりますよね。
オールブラックでもアクセント。

春夏での着用シーンを踏まえご検討いただければと思います。

セパレートボンバーぐらい薄手のものでも大丈夫です。
色展開

WHTとBLKの2色展開。
・WHT

白は白でも透け感を気にしなくていいので万能です。
アウター等で全体のトーンが暗くなる秋冬には特に重宝するかと思います。やはり白インナーは何枚あってもいいですよね。
・BLK

「無地黒インナー」って少し物足りないなって思う時ありませんか?
ボタンの存在で結構雰囲気が変わるのでコーデのアプデにご利用ください。汚れも気にせずフル活用できる一品。
価格
完全新型。
¥26,000(税抜)となります。
上質な素材、ガンガン使える新たなインナー。頻度を考慮すれば手の出しやすいポイントかと思います。
この時期でこの価格はなぜか優しく感じますね、、
販売方法
いつも通り、今週末の土曜12時より発売開始です。
最後に
お気づきのお客様も多かったかと思いますが、
先週リリースしましたシグネチャーボンバーのLOOKでインナーに着ていた作品が当商品。

GREYSH BEGもBLKも残り僅かになっていますが、是非合わせてご活用ください。
ヘンリーの役割を因数分解していくと、インナー1枚でもおしゃれ感がでる ってとこにたどり着く気がしています。あとは首周りのアクセント。
それは、VやCで醸し出すことのできない明確な効果。
今回の作品は、今後リリースを控えているアウター、または今までリリースしてきたアウターを考慮しても極めて落ち着いたシンプルな作品かと思いますが、

以前言及させて頂いた緩急の問題がそこにあります。
せっかくなら脱いだ時のことも考えていきたいですよね。

初めての試み、Hネック。
是非お試しくださいませ。
土曜12時、どうぞ宜しくお願い致します。

▽
HENRYNECK CUTSEW
WHT https://www.askyy-shop.com/items/68919967
BLK https://www.askyy-shop.com/items/68995536
ASKYY TOKYO FLAGSHIP appointment…info@askyy-official.com