長文です。
気合い入りすぎて遅めの更新になりました。
「今シーズンは目新しさのあるアイテムからリリースをしていくのではなく、土台となるような使えるアイテムから順にリリースします。」
以前のブログにも書いていたその言葉通り、今週分もそれに相応しいアイテムです。
当初の納期より工場さんが早くあげてくれたので予定を切り上げました。
勘が良いお客様は、LOOK公開の時点で
“その存在”
をお分かり頂けていたかもしれません。
あーもしかして”アレ” がくんのかもなって。
そうです
いよいよ名作、
アトリエシャツが復活。
新色を引っさげて、再販を決意しました。
登場です。
ATELIER SHIRTS -FINAL-
Model:K15
Code:3/7
Season:363
Size:1.2.3
Material:cotton100%
Color:WHT,BLK,BLKWHT
長きにわたり、ずっとお声を頂いていたアイテムでしたがタイミングを逃しまくって今に至ります。
それは、ただ再販するだけでなく何かしらの進化を遂げさせ、晴れやかに再登場させたい という作品への親心あってのこと。
初期作ですでに形は完成していたので、あとは素材や新しい魅せ方について研究。
そうして、新色
BLK/WHTが誕生。
そして、
これ、もう1つの答えでてませんか?
アトリエシャツの完結を決定付けるような。
3rdはもう無いだろう というか。
なんか、たどり着いた感ありますよね。
アイテムにより続編やシーズン2 的な事を時たま繰り出しているASKYYですが、やはりどのアイテムも完結作や最終回というのは存在していると考えています。(映画とかって最終回っていってたのに続編でてきたりしますがw)
まさしくこれがそうかなと。
ATELIER SHIRTS -2ND-
ではなく
ATELIER SHIRTS -FINAL- という名付けにしているのはそういった意図を持ち合わせています。
展開例が多いLAYERED CUTSEWやY DENIMは続いていくのでしょうが、ここまで完成しているとなるともう完結。
前置きが長くなりましたが、
このタイミングで新たにパターンも見直し再構築してます。
改めてご説明させていただきます。
■形
どのカテゴリにも属さない形。
そもそもアトリエシャツという名はその形が出来上がった時の1STインスピレーションを主に起源としています。
クリエイティブでアーティスティックな人に好んで着て頂けてそのシーンに溶け込んでいるような。そういった想像に加え、どこか中世の雰囲気も持ち合わせていることからその名がつきました。
通常通りの枠組みでは到底名付けることが難しいですもんね。
フロントボタンの開閉だけで多様な表情を魅せてくれます。
↓
↓
ボタンを目立たせない仕様にしているため、
ミニマルな仕上げ。
■レイヤード
うちの代名詞であるレイヤードのギミック。
今となっては逆に新鮮というか、ここまで潔いレイヤードって最近のASKYYであまりなかった気もします。
そういった意味でも、このタイミングで純潔なレイヤードが戻ってきてくれてよかった。
ノーカラーの哲学はRIBBON SHIRTSの時同様 牽引。
今作はアシンメトリー。
身頃のみ2枚仕立て。袖は1枚です。
必然的に透け感は抑制されることに加え、裾の長短で合理的にアクセントとなります。
服としての立体感もありますので他がシンプルでも成立。
■アシンメトリーのフロント
アシメのフロントは前を開けて着用した時、その意味を大きく果たします。つまりシャツから ”羽織物” に化ける付加価値。
BLKWHTの場合はそれが一層強調されます。
デザイン性の高い薄手シャツジャケットへ。
コントラストがとても気に入ってます。
■袖
いつも通り、手首部分にスリット。
この時期ですとラフに折り曲げてご着用ください。
■裾部分
表面も裏面もラウンドカーブさせてます。
アトリエシャツならではのスタイル。
■生地
初期作と変更済み。
先々週のRIBBON SHIRTSと同じ素材です。
もうシャツ生地でこの素材を越すのはなかなかないんですよね。。とにかく着心地と抜け感がASKYYとの相性100だと思ってます。
おさらいですが、長時間かけて芯を練り、揉みほぐしすことで、シャツあるあるのパキッと感や真面目具合を極限まで抑えてます。マットで着古したような小慣れた質感。
割とドレスなデザインにこのやつれた素材感。
いつまでも変わらず好き。
■その他変更点
初期のものは首回りが広めでしたが、若干狭くしてます。
ほんと微妙な変更なのですが、インナーとの絡み具合、干渉の部分で少し気になっていたので修正しました。
うちのインナー類とほぼ同じカーブ。
近い数値で統一した という言い方が正しいですかね。
■シルエット
表地部分が一般的なシャツの丈だとすると、そこからはみ出す裏地の丈分がありますので全体としては縦長のバランスになります。シャツ自体がレイヤードしている分、立体感があるのでそこまで気にならないかと思いますが、
スキニーや
サルエル類
に相性が良いです。
つまるところ、大体は合う。
■サイズ
サイズピッチの変更はありません。
僕(178cm 67kg)で全色SIZE2を着用してます。
詳しくはページをご確認ください。
■コーデについて
21AWが立ち上がっていくに伴い、どうしても推薦させて頂きたいスタイリングがあります。
実は今後「ASKYYスーツ」、、今は簡易的なご説明に留めますが、いわゆる「上下セットアップ」が登場するんですね。
少しネタバレ。
それにコレ合わせるの、ほんとかっこいいんですよ。。
もちろんRIBBON SHIRTなどのベーシックアイテムもそれにハマりますが、インナーこれだった場合オシャレすぎてもう鼻血でるんじゃないですかね、、僕は。
是非ご期待ください。
■色展開
3色展開。
・WHT
インナーに最適。
白シャツは何枚あってもいいものかと思いますが、こういったデザイン性が高いものこそ1枚クローゼットにあればお役立て頂けるかと思います。今後のセットアップ系を考えるとなおさら。
・BLK
デザイン性も目立たないので落ち着いた印象。
ありふれた黒だからこそこういったデザインもので差をつけていきたいすね。
パッと見普通の黒シャツだけどよく見ると、、ぐらいのわきまえがマジで渋い。
・BLKWHT
もちろん今期一押し。
BLKWHTのコントラストってみなさまレイヤードカットソーで馴染みがあるし慣れて頂いていると思いますが、そのシャツ版と捉えて頂けるとすんなりでしょかね。
シャツジャケット感もあるのでラフに着てほしいです。
■価格
¥33,000(tax out)
ちなみに初期作は¥32,000。
生地変更やパターン修正等を踏まえてもいい感じの着地かと思います。
というわけで、大変長文となりましたが商品紹介は以上となります。
■発売日 8/28(土)12:00- 店頭・通販同時発売
■通販配送 8/30(月)以降 即納
ASKYYステッカー同封
送料無料
先日のRIBBON SHIRTSも同じシャツのカテゴリですので、ご購入頂いたお客様はそれとかぶるかも という懸念があるかと思います。
リボンシャツが「基本編」だとすると、今回のアトリエシャツは「応用編」。
そう解釈頂ければ嬉しいです。
ベーシックでは飽き足らずマイノリティーを求めるお客様にとっても、こういった強力な飛び道具がフィットして頂ければ幸いです。
こんなシャツ、絶対ないので。
ATELIER SHIRTS -FINAL-
WHT https://www.askyy-shop.com/items/50986113
BLK https://www.askyy-shop.com/items/51036750
BLK/WHT https://www.askyy-shop.com/items/51036732
どうぞ宜しくお願いいたします。
土曜12時です。
ASKYY TOKYO FLAGSHIP