昨日のブログで小出しにしていましたが、
今日はモノがモノなので前置きなしでここに書き殴ってみます。
これこそが2021SSのKING。
コレクションピース的な立ち位置であり、
ずっと表現したかったものが実現出来た、
いわば、ASKYYに歴史を刻んだ作品。
個人的にそう思っています。
個人的に。
売れる売れない という概念は置いておいて、
年数が経った後にクラシックとなるべき作品を生み出していきたいです。
今の時代で 「?」 ってなっても。
「本当に創りたいものを創る」
ってよく巷であるじゃないですか。
それって一種エゴのように捉えられがちですが、
僕の場合
「本当に創りたいもの」のイコールがたまたま「お客様にご提案し、気に入って頂きたいもの」なだけであって。
ASKYYのクリエイションの向こうには、必ず顧客様方が在ります。
そうでない限りはただの自己満アートで終わりですからね。
その解釈の上でやっておりますから今後もデザインに困ることはずっとないでしょうし、全てにおいて創作意欲が湧きだし、溢れ出ます。
今回の作品は今までのASKYYのイメージを塗り替える新しい取り組みのものですので、気に入って頂けるか否かは、
正直わかりません。
ただ、少しずつ無理のない形でじわじわとお客様に浸透頂ければ嬉しいなと思います。
本当に創りたかったもの なので。
全貌公開いたします。
Model:J24
″BLANKET PONCHO”
Code:3/7
Season:362
Size:F
Material:polyester100%
Color:BLK/WHT
丘に吹く強い風、
木々の緩やかな風になびくさま。
そういった自然に馴染むように仕上げていくだけでなく、
街のビル風に合うものこそが今作における課題でした。
BOHEMIAN CARDIGANの時にも綴っておりますが、
コロナで外出自粛が強いられるこの日常で異国への旅情は日々膨らむばかり。
だからこそ、保守的なものばかり生み出すのではなく、旅に出かけたくなる様な作品を創ることが重要と思っていて。
それでいて、アイデンティティが固く、ブランドらしさを守ること。
春夏におけるアウトドアシーンに。
旅のお供に。
肌寒い都会の街に。
そして
過ごす時間が長くなった室内着に。
是非ご堪能頂ければ幸いです。
■柄
今作も0からデザインを起こしました。
「Y」を羅列させ、1つの柄として組み立て。
仮に、チェック柄のポンチョとなるとカジュアルすぎますし、
いわゆるアフガンストールの様な印象が強いとまた違う意味になってきますから、ネイティブやボヘミアン感がありつつも街に溶け込む落とし所を模索。
柄の配置や大小を幾度も調整し、着用時に違和感のない作りにしています。
裏側も落ち着いた印象なので、
少し折り返して襟のように見せて着るのもおすすめ。
■形
平置きにすると構造がわかりやすいかと思います。
袖はスリットのみ。
もともとブランケットの役割を果たしたかったこともあり
「着る」というよりは「肩に乗せる」イメージ。
自然にドロップショルダーとなり、ゆったり身体を包み込む様なシルエットが形成されます。
着用時に動きが出る様、或いは、衣服として成立する様に
裾部分にもスリット。
■フリンジ
黒と白のコントラストが綺麗なフリンジ。
ぐるり一周彩ります。
■生地
ブランケットと銘打ってるだけあって、肌触りは最高。
画像でお伝えしきれないのが悔しいですが、愛おしいぐらいのマシュマロタッチ。
この手のポンチョってごわごわした、それこそ毛布感強いWOOL系だったりガサついたものが巷で多くあると思いますが、うちのはそれと対照的。
店頭にお越しいただけるお客様は是非直接触れて欲しいです。
絶対的自信があります。
BOHEMIAN CARDIGANと同様、モコモコした質感。
とはいえ、分厚くもないので着用感は非常に軽量。
着ているかいないかわからないぐらいの軽さ は、少しいいすぎかもしれませんがそのレベルの軽量感です。
今年もアウトドアでBBQとか行きたいと思ってますが、
焚き火しながらコレとかもう最高ですよね。少し肌寒い時にさくっと着たい。
前回、ハットのご紹介時に登場して頂いた中目のT氏↓が、
ちょうどブログ書いてる時に来てくれたので、
そのままポンチョ着てもらいました。
入店時はその装いから ジョニデ来たんかと思ったので緊張しましたが、
よく見るとT氏だったっす。
うちのレイヤードジレとチュニックを脱いだ状態でも下写真のようにバンTとかもめちゃ合いますね。フェスっぽいグランジな感じがお似合い。
ハットも雰囲気を更に加速させます。
是非ご参考までに。
bohemian cardiganの時同様、ニット製品なので中国製です。
品質は問題なく、とても綺麗な編み上がりなのでご安心ください。
■ブランケット
ご自宅のインテリアとしてもご検討頂ければ嬉しいです。
着れるブランケット。
ソファーやチェアに雑に置いているだけでも絵になるんですよね。気に入ってます。
お車の方は、後部座席に投げ捨てておいてもカッコいいす。
助手席に乗るShawtyへのひざ掛けとかいいのではないでしょか。
ちがうか
■サイズ
フリーサイズです。
女性にも是非ご着用いただきたいバランス感。
シンプルな無地ワンピとか合いそうですよね。
■スタイリング
コーデとかは何も考えずに、今日はコレって決まったスタイリングの最後に乗せてみてください。普段ASKYYをお召しのお客様はそこまで違和感なく、すんなり馴染むと思います。
FRINDE HOODIEなどのフード系との相性も良くて。
オムライスの横に緑のパセリとかクレソンを添える みたいな効果。
これも違いますね。
語彙力も絶賛劣化中
長袖ではなく、半袖のカットソーの場合でも成立してくれます。
ハットを加えるとなお雰囲気が。
LOOKはCONDUCTOR JACKETにON
モード軸に合わせると、より今期らしいというか。
白シャツも是非合わせてほしいです。
高い熱量なのでバーっと書きなぐってしまいましたが、一旦冷静に。
■価格
頑張りました。
¥45,000(TAX OUT)の着地。
先日のHOTEL KEYを始め、こういったターニングポイント的な節目アイテムはいくつかあると思いますが、そんな原点系はASKYYを純に好きでいてくれてるお客様に行き渡ってほしいなと思ってます。
以下販売方法についてです。
■発売日 4/17(土)12:00- 店頭・通販同時発売
■通販配送 4/20(火)以降 即納送料無料
ASKYYステッカー同封
送料無料
最後に。
とはいえ。
インパクトも強いので、すぐに在庫が無くならずずっとお店にあると思いますw
インテリアとして考えても贅沢品の部類ですもんね。
でも冒頭でお伝えしましたが
誰が何と言おうと個人的に2021ssのkingであり、まさしくASKYYが思う「今」のアイテムです。
生産数はいつも通りですが、たとえ全残りしても我が人生に悔いはなし
顧客様に気に入って頂けるまで
粘り強くお待ちしてるのでw 末長く宜しくお願い致します。
ちなみに、店頭ではLONG BRIM HATも新色が入荷しております。
是非合わせてお試しください。
ポンチョとの掛け算による黄金比は言わずもがなです。
(そう、写真のCAMELだけでなく、実はもう1色生産してたので店頭で是非ご覧ください。
通販はしばらく後になるかと思います。すみません。)
それでは
土曜12時 です。
どうぞ宜しくお願い致します。
ASKYY / BLANKET PONCHO
https://www.askyy-shop.com/categories/2717936
ASKYY TOKYO FLAGSHIP