LOOK、全ページ公開終了致しました。
お付き合いありがとうございました。
21SSの新しい方向性。
捉え方はお客様によって様々かもしれませんが、なんとなく温度感が伝わっていれば嬉しいです。
日本でいうところの”モード”というカテゴリほど曖昧なものはありませんが、
それへの反骨があるかもしれませんね。
うちが掲げている「MINIMAL,RATIONAL,DECADENT」。
その3要素の最後にあるデカダンの部分、いわゆる”退廃性”は一般的にいわれているモードとの差別化やガラパゴス化を図るウチの意思の現れであって、今シーズンはそれを特に色濃くさせたものです。
ブランド創設時からそういった要素は多くのギミックで表現しておりましたが(単純にいえばキメすぎないようなこと)、今回はダイレクトにそれを表現し、主張を誇示した感覚。
ヒッピーやグランジのようなカウンターカルチャー、またはネイティブ、フォークロアのようなその地の風習によって伝承されているような服のもつ力強さってあるじゃないですか。
そういった部分に男として、或いは人間の美学、そして退廃的な繊細さを僕は感じます。
その一般的に云われるモードとは対極にあるもの同士を融和させ、
インタラクティブでありつつもカテゴライズされない、
いや、出来ないようなコレクション。
ナルっぽいのとかゴシックなのは、昔からずっと好きではありませんし、
土臭く男臭いスタイルが一番かっこいいと思うわけで。
今回多用している煙草もその因子の1つであり象徴なのかもしれません。
その場その場の時代に生きているという事も含め、流行性も少しはシナジーされ反映されていくことと思います。
今でいうとストリートカルチャーが台頭するでしょうか。
そこには僕の根底にある精神論も加味されますが。
もう新しいカテゴリというかジャンルを建てるぐらいの気持ちですよね。
腐る程ブランドや服がある中で、うちにしか出せない作風って絶対存在していて。
それを信じて、常に進化を繰り返し、時代ごと切り開いていきたいです。
お客様も付いてきてもらえると嬉しいです。
今回キャスティングしたモデルもまた、先端をいく二人。
メンズモデルは
AMIRI や OFFWHITE などのランウェイも歩くイゴールsan。
ストリート育ちなリアリティが好き。こっち系の服も最高に似合う。
そしてオルガsan。
今回のDECADENTを表現する上で、女性モデルが必要と強く感じていました。
力の抜け感や今期の作品群を直結で表現できる女性の力。
そういった意味では女性モデルはオルガ以外には考えられませんでしたね。
お客様からもお問い合わせが多かった「ついにレディースやるの?」という点に関しては、
はっきりというと現状のままです。
特別レディースラインを作るとか、小さいサイズを作るとかではありません。今は。
でも緩めな気分の時代とご時世。
女性にもASKYYを楽に着て欲しいなって純粋に思います。
レディースあったら絶対着るっていうお声もありがたく頂戴してるのですが、女性服はまだ勉強中でわかんないことが多いのでw 中途半端は嫌で。
もともと女性ものでこのテンションの服って本当に少ないですもんね。
今期は特にフリーサイズも多いですしユニセックス的なアイテムもあるので、ざっくりメンズライクにマニッシュに着ていただくのがカッコいいかなと思います。是非お試し頂ければ幸いです。
というわけで、21ssの簡易的なご説明でした。
インスタのストーリーズに再アップしてハイライトでいつでも見れるようにしておきますのでそちらもご確認ください。
あと、20ss20awと行なっている各商品ごとへの短編動画ももちろん今回も健在。
実は今シーズンよりvideo photographerに入ってもらいました。
動画専門のプロ。
映画のような質感、映像美、
商品動画もまた違う視点をご覧いただけますので是非ご期待ください。
またyoutubeチャンネルに掲載したタイミングでブログでご案内いたします。
ご協力頂ける方にも後押しされ、21ssも前に進みます。
どうぞ宜しくお願い致します。
ASKYY 吉田
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