パリ出張に行く前に、フランスのアーティストJOHN HAMONやClet AbrahamのARTについて軽く触れてましたが、
今回も移動中にソレを見つける度すぐさまシャッターを開き、撮るっていうのを繰り返していました。
なので撮り方が雑ですがお暇でしたら見つけてみてください。
更に増殖してたんじゃないですかね?
改めて調べたところ彼がその行為を始めたのが15年前に遡る様です。
パリでは”誰もが知る顔”となるまで続けたその行為。
その存在意義への疑問と意味、それに対して考察をする動作は、ARTと向き合っている時のそれに近いですよね。
即ちそれは、ギャラリーの絵などを見て観察する事と何ら変わりません。
ARTと呼ぶか否か。
美術系の専門家の文献を訳して調べると、ARTとして考えるには現代との調和がとれていない、新しい創造をしていない、など勿論賛否両論です。
ただそれ以前に、ストリートにあるグラフィティやステッカーは、そもそもそれ自体に意味を持ち得ない場合が多いかと思います。
有名どころだとアメリカのBNEや日本ではlivlaが同じ様に、至る所にボムしていますが未だ正体は掴めず。
それはただの排泄的行為なのか。顕示欲なのか。
議題にする事自体無駄なのか。
その間にも日常に溶け込むように街は侵食されていきます。
ただJOHN HAMONに関しては、
“アーティストとしてのプロモーション”か”ゼロの芸術”とうたい自らの活動内容を公開している点、
何より あの笑顔でチープなポートレートのみという点が、
街に溢れかえるvandalismとの違いで個人的には興味をそそります。
一度逮捕を免れているようですが、何れ彼も政府に目を瞑ってもらえるbanksyのように、確立した地位を手にすることが出来るのか。
以前見たbanksyのドキュメンタリーで最後にこうありました。
Imagine a city where graffiti wasn’t illegal
A city where everybody could draw whatever they liked,
where every street was awash with a million colors and little phrases.
Where standing at the bus stop was never boring,a city that felt like a party where everyone was invited.
Imagine a city like that…and stop leaning against the wall-it’s wet
-BANKSY-
想像してみてほしい
グラフィティが不法でない街を。
誰もが好きなアートを描ける街
そこは、色や言葉が埋め尽くされバスの待ち時間も苦痛じゃない。
想像できるだろうか
温かく居心地の良い街
壁に寄りかかるのはやめるんだ。
そんな街はカッコいい。
今後も彼の ”アーティストとしての行く末” を見守っていきたいです。
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