VERSE70 [PARIS番外編 -JOHN HAMON-]

 

 

 

 

パリ出張に行く前に、フランスのアーティストJOHN HAMONやClet AbrahamのARTについて軽く触れてましたが、

 

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今回も移動中にソレを見つける度すぐさまシャッターを開き、撮るっていうのを繰り返していました。

なので撮り方が雑ですがお暇でしたら見つけてみてください。

 

 

 

 

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更に増殖してたんじゃないですかね?

改めて調べたところ彼がその行為を始めたのが15年前に遡る様です。

 

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パリでは”誰もが知る顔”となるまで続けたその行為。

その存在意義への疑問と意味、それに対して考察をする動作は、ARTと向き合っている時のそれに近いですよね。

即ちそれは、ギャラリーの絵などを見て観察する事と何ら変わりません。

 

 

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ARTと呼ぶか否か。

 

 

 

 

美術系の専門家の文献を訳して調べると、ARTとして考えるには現代との調和がとれていない、新しい創造をしていない、など勿論賛否両論です。

 

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ただそれ以前に、ストリートにあるグラフィティやステッカーは、そもそもそれ自体に意味を持ち得ない場合が多いかと思います。

有名どころだとアメリカのBNEや日本ではlivlaが同じ様に、至る所にボムしていますが未だ正体は掴めず。

 

 

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それはただの排泄的行為なのか。顕示欲なのか。

議題にする事自体無駄なのか。

その間にも日常に溶け込むように街は侵食されていきます。

 

 

 

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ただJOHN HAMONに関しては、

“アーティストとしてのプロモーション”か”ゼロの芸術”とうたい自らの活動内容を公開している点、

何より あの笑顔でチープなポートレートのみという点が、

街に溢れかえるvandalismとの違いで個人的には興味をそそります。

 

 

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一度逮捕を免れているようですが、何れ彼も政府に目を瞑ってもらえるbanksyのように、確立した地位を手にすることが出来るのか。

 

 

以前見たbanksyのドキュメンタリーで最後にこうありました。

 

 

 

Imagine a city where graffiti wasn’t illegal

A city where everybody could draw whatever they liked,

where every street was awash with a million colors and little phrases.

Where standing at the bus stop was never boring,a city that felt like a party where everyone was invited.

Imagine a city like that…and stop leaning against the wall-it’s wet

-BANKSY-

 

 

想像してみてほしい

グラフィティが不法でない街を。

誰もが好きなアートを描ける街

そこは、色や言葉が埋め尽くされバスの待ち時間も苦痛じゃない。

想像できるだろうか

温かく居心地の良い街

壁に寄りかかるのはやめるんだ。

そんな街はカッコいい。

 

 

 

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今後も彼の ”アーティストとしての行く末” を見守っていきたいです。

 

 

 

 

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