VERSE1178 [ASKYY / DET COLLAR COAT]

“THE KINGS FOUR”
四天王のうち、今日は2人目の登場。

全てを覆い尽くすような大きな影。
しかし光を浴びた瞬間、その輪郭は輝く。

一見、無機質で単調。

しかし、実際は緻密で繊細。

LOOKでお気づきの方は少ないかと思いますが、
ASKYYですからただのコートでは終わりません。

アウターでありながら、ハイネックのパーツは着脱可能。

ストイックな表の顔。

ボタンを開けば雰囲気も変わり、

取り外した時は、ノーカラーで魅せる裏の顔も持つ。

相反する二つの表情が共存し、初めてひとつの存在として完成します。

どちらかに偏ることなく、どちらも欠かせない要素。
その均衡を保つため、今作も細部に至るまで緻密に設計しました。

すでに細身のアウターを多くお持ちのお客様、
ざっくりした気分のお客様、
ハイネック系のコートがそもそも好きなお客様、
コートは重いから嫌いなお客様。

自分自身も含まれますが、そういったお客様の心の声を形にし、
圧倒的な利便性をもつ作品。

ざっくり系コートはシーズンを重ねるごとにご定評をいただくようになり、例えば昨年のアイテムもかなりの数を販売させていただきました。

さらに進化系が、ここに完成です。

Code: 3/7
Season: 403
Model: U3
Color: SMORKY GRY,BLK
Material: wool36%,polyester64%
Size: 1,2,3
Made in Japan

この首元の機構は初の試み。

最重要視していたのは、

「取り外すことが出来る」とハタから見てもわからないようにすること

あるいは

「何かが取り外してある状態」ともわからないように。

大事ですよね。
その仕組みを解剖。

ミニマルをうたうブランドとして、そこはデザインとアイデアでカバーします。

ボタンは内側の見えない部分に配置。

フロントを開けた時もそれは違和感なく馴染むように。

この機構により、スタイリングはもちろん、日々の気温に適した形へとトランスフォームすることが可能となりました。

真冬は首元を守るハイネックで高さは十分。くしゃっとなる感じがちょうどいい。

そこまで寒くない日は取り外してさらっと着るノーカラーでご着用ください。

この機能がなくとも、オーバーサイズのコートとして十分に完成された一着。
そこに、さらなる可能性を加えるためのオプションが備わっている——そう捉えていただければ幸いです。

ちなみに商品名の「DET」はDETACHABLEの略。名前は短い方が覚えやすいすね。

次の特徴としては、やはり素材でしょうか。

見覚えのあるお客様もいらっしゃるかと思いますが、24AWのteddy hoodie、teddy coatと同素材です。

この素材は個人的にもめちゃくちゃ気に入っておりまして。結局去年もテディーシリーズばかり着ていました。
メルトンと違って、かしこまる感じがなくいいんですよね。

キメキメになりませんし、あったかいし。

なにより、軽い。

きていることを忘れるまで言うと大袈裟ですが、この見た目でこの軽さ というギャップがあります。アウター特有の堅苦しさや重さは全くストレスに感じません。

十分なボリュームがありますので、中にいろいろ着こんでも問題なし。

もう少し詳しくいうと、温かみのあるウールとリサイクルポリエステルをブレンド。環境にも配慮した新時代のハイテク素材です。ジャージ素材のため柔軟性も高く動きやすい。

縦に走る縫い目。
それに沿ったスリットポケット。

この存在によって立体感を強調し、全体がのっぺりしません。
背面も同様に。

ローブっぽい抜け感が最高。

ベルトはあえて片方のみで垂らします。

以前も製作したことのある仕様です。
あらかじめ左側に1本ぶら下がっているので、右側のストラップをバックルに通して2本垂らしてください。

これでASKYY特有の「垂れ」が完成。

おまけで、内ポケット完備。

ドロップショルダーの3サイズ展開。
どのサイズも身幅は十分にあります。あとは丈の長さでお選びください。

吉田(178/62)で両色ともSIZE3を着用。

薄手のアウターさえも包みこんでくれます。

ちなみに24awのテディーコートより着丈短いです。
もし長さが気になる方は丈直しも承ります。

バランス感でいえば、トレンド気味ですね。
他のASKYY製品でも少ない存在です。

他にはない機能性と素材感。是非お楽しみください。

最後に色展開。

・SMORKY GRY

デザインがわかりやすく、カジュアルダウンもしやすい色味。
茶色でも無く、グレーでもない。ヌーディーカラーの部類なので優しい印象。

メインの動画ではREDを差し色に。
当然黒との相性も間違いないので、迷ったらこちらかと思います。

・BLK

言うまでも無く、雰囲気が無敵の黒。
ストイックな印象もあり、クリエイティブな仕事してそう感。

商品詳細は以上となります。

ざっくりコート、ご抵抗があるお客様にこそ着ていただきたいなと思います。きっと世界も変わります。

11/29(土)12時 代官山直営・ECにて同時発売

¥100,000(tax out)

アウターで10万ぐらいって普通のブランドでも昨今は見かけなくなった気がします。どこも15万とか20万しますよね。たしかに、10万をきることは物理的にかなり厳しい。それは僕が一番痛く感じでいるのですが、それ以上に、お客様に得をしていただけるような付加価値とブランドの意志を強く強く詰め込んでいます。この見た目と2WAYの仕掛けでこれは、きっとお買い得に感じて頂けると思います。

前作に引き続きですが、高額品のため、お支払いのご相談もお気軽にお申し付けください。
たとえば通販での分割のお支払いも承ります。(カートを12月と1月の2回にわける等)

今季”唯一のざっくり”アウター。
十分な暖かさ、服としての利便性と機能性。

今季のアウターの中では買いやすい価格です。何を買おうか迷われているお客様はここがおすすめです。

それでは皆様のご購入を心よりお待ちしております。