昨日で無事今年の営業を終了致しました。今年も多くのご来店、たくさんのご購入、本当にありがとうございました。
最後なので手短にダイジェストを振り返ってみましょかね。
自分の中で今年の大きな出来事は大きく3つありました。それは
1. PARISでの「TRANOI」出展
2.23AW アーカイブコレクションの追加
3.24SSシーズンの展示受注会
です。
1. PARISでの「TRANOI」出展

通算3度目のパリへの挑戦は、展示会場を変え、当時は最も大きく知名度のある合同展示会「TRANOI」へ出展出来ました。そんな晴れ舞台に立てただけでも皆様のお影でございます。結果としては、コロナ終盤ということもありまだまだバイヤーの来場が乏しく大変厳しい戦いだったんです。年々縮小していく展示会場の規模、日本ブランドは片手にも満たない出展数…もちろんその「せい」にはしておらず、うちの集客性、クリエイションやブランディング、マーケティングが甘いのだと自責し次に生かしています。結果はまだまだ出せておりませんが、継続してようやく芽が出るもの。直営めがけてわざわざ世界からいらっしゃるお客様も少しずつ増えてきました。世界を目指し、日本のミニマルの本質を提示し続け、いつか皆様の誇りになることが出来る様これからも挑戦を繰り返していきます。毎シーズンの参加はまだハードルが高いのですが今後も応援して頂ければ幸いです。ASKYYで間違いなかったと思っていただけるまでそれはやめません。
2.23AW アーカイブコレクションの追加

上記の延長上としてアーカイブコレクションを発表。よって、23AWは通常の2倍の型数、2倍のLOOK、2倍の仕事量で突っ走ったことになります。これが本当にキャパ越えだったんですよ、、まじでもうしませんw でも懐かしのアイテムの復刻など往年のASKYYらしさを感じ取って頂けたかと思います。レア系多かったですよね。希少なコレクション群、楽しんで頂けたなら本望です。
3.24SSシーズンの展示受注会

その忙しさの反動から発動したといっても過言ではない展示受注会。 ASKYYは僕の精神的な部分と紐づいてるなぁとつくづく思います。もっと言えば分身ですもんね。拡げてしまったものをもう一度締める意味でも受注生産という選択をさせて頂きました。お客様にとってプライベートブランドであり、メジャーではなく身内なブランド。昔思い描いていた自分の理想像にここで原点回帰しようと思います。背伸びはせず、あくまでも手の届く範囲で。お客様にとってもう一度そんな存在になれたらと願います。
ざっと振り返るとこんな感じす。
新年の豊富によくあるような言葉の「飛躍する」や「拡大する、売上を追求する」という大袈裟な視点からは、

少し距離を置こうと思っています。
ここまできて初めて見えたものがあります。そして、見えなくなっていたものもあります。経営者として、デザイナーとして。もっと言えば自分は誰なのかという本質的な部分。
今後も一歩ずつ着実な姿勢は変わりませんし、お客様に喜んでいただける様日々努めていくことはなんら変わりません。(文面など表向きはテキトーっぽく感じ取られるかもしれないですが)。視点を変化させ、バランス感を尊重し、本質的なうちのあり方を追求していきます。現在はすでに新たな挑戦も進めており、来年はASKYYの違う側面や新たな一部分をお見せできるかと思います。
というわけで走り書きな内容でしたが改めて。
今年は大変お世話になりました。
また来年もまた宜しくお願いいたします。
あ、メルマガ会員様に向けてお送りしておりますスペシャル企画のDM、ご確認頂けていますでしょか?
激アツイベントがさきほどから始まっておりますのでぜひぜひです。
では、良いお年をお迎えください。

2023.12.28 著者近影
ASKYY TOKYO FLAGSHIP
(年末年始営業時間 12/28-1/3 CLOSE)