究極の「Yデニム」作りました。

それも普通のものではなくハイブリッドな究極体。
そしてただの”古いスキニー”ではありません。

新定番。
以後お見知り置きください。
概要
まずは、読むのめんどいお客様用に概要から。
・内側と外側での生地切替

まず今作の核となるのは異なる生地を組み合わせたデザイン。
双方伸縮性の高いデニムですがそれぞれに表面感が違います。

パッと見はシンプルなんですが(シンプルに見えるようにしているのですが)、

よくよく見るとただのデニムとは一線を画す仕上がり。
・ヒップポケットの新たなアイコン

買ったばかりのデニムってここに紙のタグがついていることが多いじゃないですか?あの雰囲気をそのまま服として落とし込めないか、ASKYYらしさを新たに組み込めないかと思い生み出した”新たなアイコン”のお目見え。

さりげなく白生地をレイヤードし効果的に印象づけます。
直感型即決系なお客様にも向けて、もう商品ページ貼っておきますね草
HYBRID Y DENIM
GRY : https://www.askyy-shop.com/items/79194295
BLK : https://www.askyy-shop.com/items/79194284
ここからはじっくり派なお客様に向けて。
スタイリングの主役をパンツとするアイテムは「アトリエパンツシリーズ」あるいは直近の「トラックパンツ」などがありますが、うちのパンツは基本的にトップスのデザインを活かし軸として支えるようなもの。
着用者自身のパーソナリティをも引き出す、ニュートラルな作品を多くリリースしています。
今回のアイテムはまさにその部分への直球ストレート。
大きく目立つデザインは避け、生地の良さや着心地を求めた作品。

「トップスを生かす事に徹するパンツ。」
そしてパンツといえば、デニム。
この強く頑丈な定説に対して真摯に掘り下げ、ASKYYとしてご提案出来る答え。
改めて───────
HYBRID Y DENIM

Code : 3/7
Season : 383
Model : P12
Color : GRY,BLK
Material :
SHELL 1 / COTTON 91%,ELASTANE 6%,POLYURETHANE 3%
SHELL 2 / COTTON 95%,POLYURETHANE 5%
Size : 1,2,3
今回の推しは当然BLK。
企画段階ではBLK一色で考えていましたが、せっかくのハイブリッドですしね。

レイヤードカットソーなどで配色を行うように、今回のデニムもマルチに切り替えた色味”GRY”も制作しました。

中心線があることでスラックスのように縦のラインが強調され、スッと足が長く見える。


デニムのくせにドレッシーな雰囲気と言いますか。
これによって生まれる立体感はスキニーのようなタイツ感を排除し、無骨な雰囲気に仕上がります。
作りも若干修正しました。
色展開
オールブラックのBLKと配色のGRYの2色展開
・BLK

明るいところで見てようやくその差異に気づく程度。この生地選びは本当に時間をかけました。微妙に黒の深度が異なります。
生地の織りも違うので静かなコントラストがいいアクセント。

・GRY

少量生産したGRY。限定品です。
このハイブリッドなデザインを直接ダイレクトで感じて頂ける色味。

ニュアンスカラー同士のグレーで組み合わせているので、スタイリング的にはそこまで浮かずに馴染んでくれることと思います。ASKYYがリリースしたパンツの中で、ある意味最もカジュアルに見えるパンツではないでしょうか?
デニムでもこの手の色味のリリースはなかったですもんね。

このテンションもまた気分です。
グレーといえど、ブラウンやカーキ系の暖色系。

秋冬のムードに合う1本。
色味、ご覧の環境等で実物と違うかもしれませんので予めご了承くださいませ。
ここからは細部について。
生地
いずれもストレッチデニムで形成。
大変伸びもよく履き心地も良いです。

・内側の素材

ムラ糸を用いたカツラギ。ポリの配合は5%。
昔からのお客様にはお分かり頂けるかもしれませんが、Yデニムボンバーやスタッズデニムと同じ素材を召喚しました。
・外側の素材

スパンデックス繊維で形成された、こちらもカツラギ。上記の内側に比べ堀が更に深め。
同じくポリ5%の配合でキックバックもよく肌馴染みの良い新素材。
そうして、表面の織りに強弱がついた異なる生地が組み合わさります。
左が内側、右が外側。



あのYデニムの遺伝子を半分引き継いだ作品なので、個人的胸熱案件。
生地の新旧が合体し、新たな作品が生まれる。6年やらないとこの伏線はつながりません。
ヒップポケット
冒頭にもふれましたが、「デニムらしさ」を掘り下げました。

インダストリアルなタグ。例えばデッドストックのデニムのように紙タグついたたままのニュアンス。
そんな「遊び」だけで終わりではなく、ASKYYフィルターを通した解釈。
白生地を隠すように仕込み、

ASKYYの1つのアイコン「ボンディング」のように着用時のアクセントへと昇華します。
「無駄なもの」ながら、
「無駄ではないスタイル」



畳んだ時の佇まいがいい。

チラッと見える感じもいいですよね。

そして定番のツインベルトループも加わり、ASKYYのアイコンが凝縮された一本となりました。

裾ジップ
外せない裾口のジップ。

「靴とボトムのつながりが綺麗になります」
何度この言葉を書いてきたでしょう…

内側に仕込んでいるので目立たず自然なシワ感を作ります。

その他
強度が必要なデニム。
裁ち切りは裾のみ。

シルエットとサイズ感

Yデニムをお持ちのお客様にご説明させて頂きますと、あれよりややゆとりのあるバランス。
もう少し詳しくお伝えすると、Yデニムの「膝から裾部分」を少しゆるやかに調整しました。とりわけ今回は加工などを施していないため、上がりもそこまで縮まず自然な細身のデニム という表現が適切かと思います。

黒スキニーのパツ感はそろそろきついかなってお客様にも最適で、程よいゆとり。(ゆーき君177cm57kg size1着用)
足の形をひろわず、空間があることをお分かり頂けますでしょうか?


もともと内側にカーブさせたシルエット。
外側につくシワで立体が生まれ、足を綺麗に見せてくれます。
股下は程よくルーズ。

(吉田178cm65kg size2着用)
股上短いと窮屈でピタパンになっちゃいますもんね。


ちなみにこの画像の僕もSIZE 2です。

ゆーき君は両色ともSIZE 1着用です。
コーデについて
・BLK
黒デニムは皆様お持ちだと思いますのでそこまで説明は特別必要でないと思いますが、、
せっかくなので今季もの使って組みました。


・CONVERTIBLE KNIT RIDERS / BLK
・DOCKING HOODIE / LGRY
・HYBRID Y DENIM / BLK
・GRY
パンツ単体で見れば結構上級者向けに見えますが、意外となんでもあいます。


・Y LAPEL JACKET / DGRY (22AW)
・DOCKING HOODIE / DGRY
・HYBRID Y DENIM / GRY
新しいテイストをお求めのお客様はぜひ挑戦頂きたいです。この先もこの感じはリリースしない希少作かと思います。
・GRY


・SINGLE LEATHER RIDERS (21AW)
・SEPARATED KNIT (VEST & 2SHOULDER L/S) / BLK
・HYBRID Y DENIM / GRY
なんだかんだいって、黒は硬いです。
やっぱ黒デニムの着用頻度が高く、なんだかんだがスタイルの軸だなってお客様、
Yデニムが痛んだり、スペアが欲しいお客様は
間違いなく黒がおすすめです。
価格
¥45,000(税抜)
Yデニムに比べたら結構優しめなのではないでしょうか。ハイブリッドで結構手間暇かかってますが税込5万以下で抑え込みました。
お取り扱いについて
洗い加工は済んでいるので洗濯後の縮みはそこまで出ないかと思います。
くたくたになってきた頃がデニムの見どころですよね。

販売方法
11/4(土)12:00 代官山直営店・ECにて同時発売
ただし、今週末は3連休。
金曜祝日から店頭でご購入いただける準備を整えておきますので、お近くにお越しの際は是非お越しください。ECは土12からお願いします。
最後に

突如現れたYデニムの新作。
長くご愛用頂けると幸いです。
これは「スキニー」ではなく、
フォルムから全てに余裕のある「Yデニム」。
皆様のご購入を心よりお待ちしております。

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HYBRID Y DENIM
GRY : https://www.askyy-shop.com/items/79194295
BLK : https://www.askyy-shop.com/items/79194284
ASKYY TOKYO FLAGSHIP