VERSE912 [CLASSIC GRUNGE JACKET]

以下のようなことを考えたことはございますか?

・冬は移動中の電車とかコート着てると暑いし、ガチコートじゃなくてもう少し中間な羽織が望ましい
・なんなら真冬はその上にコートを着れるぐらいの厚みでないとかさばる
・形的にはボンバー系やブルゾン系はもう何個も持ってる
・それこそもう少し「ASKYYらしい」パキッと気合い入るようジャケット以上アウター未満的な。
・少数精鋭で服絞ってきてるけど今後歳を重ねても着れるような普遍系の羽織ないかなー

と。

上記の条件を満たしつつお客様の需要にお応え出来るアイテムとは。

それをずっと考えていました。

今まで作ってきたラインナップを整理しつつ、あーでもないこーでもない篭っていましたが、ふとした時にすっぽり抜け落ちている箇所を見つけたのです。

それは、「ジャケット型のアウターが著しく少ない」ということ。

いわゆる、うちのナポレオンやオフィサーの雰囲気をもつジャケットのことを指します。

このクラシック感って秋冬になると着たくなりますよね。そしてうちっぽい。

以前も書いた通り、今まで作っていなかったアイテムやカテゴリを無理に探して創ることを23ssでやめているのですが、ここの充填は必要と強く感じました。

その部分には、”自分が着たいもの”というエゴも正直含まれていますが、”これがなかったからこの枯渇感があった”のだと。

お客様にもその想いを共有頂けていたら嬉しいです。

ジャケット型?アウターのリリースはオフィサーコートを最後に実に2,3年ぶりですね。

先週のvネックボンバーが「デイオフ」だとしたら、こっちは「オン」

先週のvネックボンバーが「オーバーフィット」だとしたら、こっちは「タイトフィット」

両軸を揃えるASKYYですが、

対局にあってもブランドの世界観はそのまま。

気分によって様々なスタイルを遊んでいただければ嬉しいです。ではご紹介いたします。

Code : 3/7
Season : 383
Model : P4
Color : HOUNDSTOOTH,BLK
Material :
[ HOUNDSTOOTH ]
WOOL 50%,POLYETHYLENE 25%,RAMIE 13%,NYLON 9%,POLYURETHANE 3%
ACRYL 95%,POLYURETHANE 5%
[ BLK ]
WOOL 100%
ACRYL 95%,POLYURETHANE 5%
Size : 1,2,3

ASKYYも7年目。一周回って貫禄を出し始めたい頃。

23awはその思いを強く持ち合わせたクリエーションを心がけています。

歳を重ねるにつれて渋みが出る服。

それこそ10年、20年たった頃でも着用できるクラシック性。

一見真面目に見えてても潜在するオーラは、まさに今のASKYY。

冒頭にあった問いについては

→表地と裏地の生地の厚みを計算しその中間の素材感で仕上げつつ、

→完全新型かつボタンの配列や袖の作りはASKYYそのもの。

→長く愛用頂ける癖のない形と普遍+αの要素で。

たくさんのこだわりを詰めた1着。

ここからは詳細をお伝えいたします。

ASKYYでは初めて展開するHOUNDSTOOTH (千鳥格子)とBLKの2色展開

・HOUNDSTOOTH

圧倒的におすすめがこの千鳥格子。今期の明確な推しでございます。

フォーマルのグランジ化を進めていく中で必然だったこの柄。お持ちでないお客様も多いかと思いますが、モノトーン主体のこの柄は馴染みやすくて使いやすいです。

本来この手の柄って優等生すぎるもの多くありません?そこはASKYYが作っているのでご安心ください。わきまえたグランジ感が本当に好き。

今までにない自分を引き出してくれます。トラッド。

これでヨーロッパ行きたい。

・BLK

安定した黒。

黒は黒でもこのタイプの形自体かなり久々ですのでお持ちのアイテムと被ることは少ないかと思います。オフィサーが割とボックス感あるシルエットだったのに対し、こっちはよりジャケットっぽいスマートなフォルム。

品のあるスタイルに仕上がります。

このジャケットタイプではお決まりと言っていいほど定着したアイコン。

黒には裏地の白が中世的な印象を与えます。

アクセントになってくれるので全体を軽く、そしてラフに見せてくれる。シャツ地を用いているので糸の吹き出しも誘発されグランジ感がプラス。

千鳥格子には黒。

雰囲気締まりますね。

久しぶりのスタンドカラー。自然な立ち上がりと格式高すぎないバランスで設計。

ノーカラージャケットのラフさには持ち合わせない禁欲的なストイックさが売り。

この襟の形なので中にテーラードジャケットとか着ても雰囲気いいと思います。

中心をずらしてアシメにしてるので立ち上がりもいい感じ。

さりげなくダブルショルダーの位置で縫い目をいれています。

お気づきのお客様も多いかと思いますが、今作は「フチ」のみが裁ち切り、他の部分は「通常の内縫い」にすることでクリーンで飽きのこないスタイルに仕上げました。

さりげなく入るセンターベント。

冒頭にも記載しました「アウターの中にも着用できる絶妙な厚み」

表面に使っている生地はそこまで厚くありませんが、裏地を厚手のニット生地にすることで暖かさを確保。

つまり、表地は見た目がアウターかつ薄い素材を選択し、保温は裏地のニットで という構成で実現。温かみや保温性も担保出来るので合理的ですよね。

で、今回HOUNDSTOOTHとBLKで素材を変えています。

・HOUNDSTOOTH

2方向にストレッチ性があるツイード素材。ポリエステル/レーヨンを使用する事で、ウールのチクチクを抑制。

しかも洗い可能。

・BLK

先週発売致しましたvネックボンバーと同じに統一。

もう一度改めて掲載しますが、肌あたりが大変滑らかでしなやかな圧縮素材。キメが細かい良質なウールを用いているため、程よい光沢があり衣服に上品な印象を与えます。

・裏地 ここ大事す。

ウールなどのセーターより手軽なニットソー素材。

しっかりした編み立てに対して、軽さがあり重さを感じることなく着用が可能。ほどよい厚みで保温性も高い。

というわけで、厚みに関しては申し分なく守られてる感があります。

内ポケ完備。

僕(178cm65kg)でSIZE3 を着用

ゆーき君(177cm57kg)でSIZE2を着用

ベーシックなサイズ感です。 中に厚手のものを着用される場合は1サイズあげてもいいかもしれません。

逆に上にアウターを着ることが多そうなお客様はジャストサイズが良いかと思います。

こっちは僕がSIZE2、

ゆーき君もSIZE2着用

特に千鳥格子はこれからのコーデが楽しくなりそうな一品ですよね。

フォーマルな見た目も兼ね備えていますが、パーカーなどで外してもらうとさらに雰囲気がでます。

ボタンは全開けか、真ん中2個ぐらいが推奨。

千鳥と黒のコントラストが本当にお気に入り。

白Tに着るだけでいつもと違う感出せる感じがいい。

LOOKではトラックパンツと。

これは今季のイージースラックスと。

上がベーシックなタイトシルエットなので細身のパンツも相性良いです。

お色でお悩みのお客様には、、うーん、やはり千鳥を推します。

¥65,000(税抜)

ジャケットとして、コートとして、両軸を兼ね備えた逸品。長くご愛用いただければ幸いです。

10/28(土)12:00 代官山直営店・Ecにて同時発売

というわけで久々のジャケットコート。

目玉である千鳥格子。

土曜12時、皆様のご購入を心よりお待ちしております。

CLASSIC GRUNGE JACKET
HOUNDSTOOTH https://www.askyy-shop.com/items/79491188
BLK https://www.askyy-shop.com/items/79491149