“普通のパーカー”、ようやく完成。

ブランド7年目となると、それに伴って我々も歳を重ねています。当然着る物もそれに従って変化していくもの。サイズは無理のない方向になり、服自体のニュアンスもキメモノではなくニュートラルな服を選択するようになりますよね。時代も相まって。
「一周回って」や「やり終えて」など、、そういった言葉や考えがやけにしっくりきたるすることありませんか?似た様な言葉に「丸くなった」ってあると思うのですが、それは無し。トゲがなくなり落ち着いてしまったとか、現役退いたとか、なんかそんなネガっぽいニュアンスの方が近い様に思うので個人的には使いたくはありません。

持つべきスタンスは、「貫禄」。
今シーズンは一線を超え向こう側に到達したような風格あるイメージを脳内に反復させていました。年月や経験を重ねない限り作ることが出来ない一周した渋みと、悟りを開いた様な統率力。
今回ご紹介するパーカーも、その類。
今まで様々なパーカーを作成してきましたが、忠実な基本に戻り、積み重ねた経験値をほんの一手間加えたのみ。ぱっと見は特別なことをしてないように見せているのですが、、どうしてもその名残は滲み出ます。

それでも生き残った要素こそがブランドの資産。
かぶりのタイプは2年ぶり、
23awの「静かなる主張」を体現するパーカー、ご覧ください。
DOCKING HOODIE PULLOVER

Code : 3/7
Season : 383
Model : P8
Color : LGRY,DGRY,BLK
Material : COTTON95%,POLYURETHANE
Size : REGULAR,OVER
概要
クルーネックのベースを基に、フードをドッキングさせた後付けデザイン。

復活したサイドのドローコード。

カットオフや裁ち切りのみではなくそれぞれの部分での緩急とパーカー王道であるカンガルーポケットの採用。

そして、初採用の温かい起毛素材。

原点にかえりながら1つ1つのギミックを丁寧に紐解き構築。
今までのプロセスの様に慣例に従い創作するのではなく、意識としては生まれ変えること。


ここからは詳細をご紹介していきます。
色展開
まず最初に色のご紹介。グレートーンを軸に3色揃えました。

この並びだけでも綺麗なので全色揃えたくなります。
どの色にするか、ワードローブを考えながらお読み頂ければ嬉しいです。
・LGRY

パーカーの王道色であるライトグレー。月並みながら、コーデをよりカジュアルに、よりリラックス感のあるものへ変化させます。色味としてはやや青みがかった冷たさがあります。
・DGRY

今までリリースしたことのない色味。秋冬の重たいトーンとも色調が合いやすいので便利です。
画像でお伝えするのがとても難しい色味ですが、ディープグリーンなニュアンスもありますし、緑寄り。差し色としては全く浮かないので自然に馴染ませることが可能です。
・BLK

外せない黒。
末長いお供。僕はスペアも買っておきます。
サイズ展開
今回はレギュラーサイズ、オーバーサイズの2サイズ展開。

レギュラーとはいえ、「オーバーサイズの中での大小」があるとお考えいただく方がよいかと思います。
いずれもドロップショルダーで、身幅はたっぷり。


「オーバーサイズ」は「サイズ感」という概念で捉えるより、あくまでも「デザインやシルエットの一種」としてお考え頂いた方が良さそうですね今後も。
・REGULARサイズについて
ご体型が細く、ぶかっとする服にご抵抗あるお客様にも適度なレギュラー。もう一度記載させていただきますが、オーバーの中のスモールといったところ。肩の落ち具合や身幅も程よい数値に抑えつつ、パーカーぐらいは楽に着たいという両軸の思いを反映させグレーディング。
ゆーき君(177cm57kg)REGULAR着用




・OVERサイズについて
オーバーサイズの方は今の定番となっている、いわば王道なパーカーサイジング。本当はこの1サイズのフリーサイズとして販売予定でした。もしサイズにお迷いのお客様は、こちらが推しです。
日々の服決めの中、何も考えずに選んでしまう服ってあると思うんですけど、その部門にすっと入るような着心地と抜け感を持っています。ルーズなバランスを作りやすいです。
吉田(178cm65kg)OVER着用


※ちなみにサイズ感について、LGRYとBLKの着画はサンプル品のためサイズが若干違います。
着丈がやや短くあがっているので、正しくはDGRYの着画のバランスを参考にしてください。

オーバーサイズの小さい方のレギュラーとはいえ、そこまで大きくはありません。
、、日本語難しい。
今回のサイズ振りはなんていうんでしょう、ニュアンスの問題なので、正直どちらに転んでも良い感じにはなると思います。
雑に聞こえるかもですが、体型が本来レギュラーな方もオーバーでいけるというか、、着丈も短くできますしね。詳しくはECの採寸表をご確認くださいませ。
フード部分
新たな試み。
「クルーネックがもつラフさを維持したままフードも欲しい」 というわがまま着想から具現化させたドッキングデザイン。
この構造お分かりいただけますかね?

普通な様で、実はややこしいことになっているっていうギャップが結局一番快感。
世の中の9割のパーカーは普通に縫い合わせてあると思いますが、そこはASKYYのASKYYが表出。リメイクされた様なグランジ路線のクラフト感。首元の詰まりもなく、そこはベースがクルーだからこそのものです。


ドローコード

ASKYYのパーカーといえば、この側面につくドローコードを思い浮かべるお客様も多いことと思います。
脇から裾までコードを仕込んでいて、横に垂れる往年の仕組み。

紐を引っ張って内側で結べばギャザーが入り着丈も若干調整できるという機能。
サイドの紐の揺らぎがアウターや羽織のハードさを緩和します。


カンガルーポケット
今までパーカーにポケットをつけたことはありませんでした。
冒頭のお話にもありますが、やはり一周まわるんですよね、不思議な物です。

THEパーカーらしい王道なポケットを導入。
日々研究と学びの連続。長い歴史の上でこの形になった理由が今になって少し理解できた気がします。
ただ、創作者としてそれには収まりたくはなくて。
フードをドッキングさせた事と同じアプローチで、ポケットも後付けドッキング。

このポケットをつけたとしても細部の作り込みがあるおかげで可愛くならず、自然な統一感が生まれました。
いやぁ、、ポケットってこんなにも楽とは。

縫い目の切り替え
袖には補強代わりとなる縫い目を入れています。

スウェット素材の肘や膝って着用していくうちにボコって出てくるじゃないですか?しかしながら縫い目一本で負荷が分散されその持ちが少しでも良くなる。これもお陰様で経験によるもの。
立体性をもつアクセントにもなってくれます。

素材
今回のスウェット、とにかくめちゃくちゃ暖かいです。

裏地がフリースの様になっているので肌触りもベロアの様になめらか。素肌で着るとなおそれを感じていただけます。

こういった素材も初めて使いました。今までは「オールシーズン使える」ということにこだわりすぎてましたが防寒性、そのことについて思いを寄せた1部分です。


コーデについて
LOOKではカーブジップの赤にLGRYを差し込みました。

BLKにはECRU系のライダース。

秋口を想定し、いくつかコーデ組み。
BLK with BELTED KNIT


LGRY with AIRY BOMBER JKT


先週のチェックリボンシャツと合わせていたパーカーも今作でした。


1枚でも十分なので、飾り付け不要というお客様にも最適。


今季のAWはこの感じで渋めにいきたいす


価格
¥39,000(税抜)
今までのASKYYがリリースしてきたパーカーでは過去一の暖かさ。
細部への作り込みを徹底し、一つの答えを出しました。あくまでも普通のパーカーですが、普通ではありません。
価格的にもご納得頂ければ幸いです。
販売方法
9/2(土)12:00-
いつも通り土曜12時に直営店・オフィシャルECで販売いたします。
最後に
23aw第2作品目は使える無理のないパーカー。
シンプルに見えるものこそこだわりが詰まった作品です。
皆様のご購入を心よりお待ちしております。

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DOCKING HOODIE SWEATSHIRTS
LGRY https://www.askyy-shop.com/items/77886729
DGRY https://www.askyy-shop.com/items/77886751
BLK https://www.askyy-shop.com/items/77755390
ASKYY TOKYO FLAGSHIP