長文です。
相変わらずトップスに対してパンツのリリース数は少なく、例年通り[シーズンで2,3本程度]と絞っております。
その少数精鋭のうちの一本、そして締めくくりとして相応しい、綺麗なスラックスを作りました。
今期最後のパンツリリースとなります。

裁ち切りと洗い加工による退廃的な服はウチの特徴でもありますが、最近はそれらの「質感を整える」イメージが僕の中であります。
全身ボロッとした放浪的感覚は昔から今に至るまでずっと好きですが、「どこか一箇所」は小綺麗な部分があることでそれがなお引き立つという作用。その緩急の差によって生まれる新たな世界観の構築が、今のフェーズといえます。

例えばASKYYのような退廃的な服にトップメゾン(例えばPRADAやDIOR等)の品あるスラックスを合わせている。大袈裟にわかりやすく言うとそんなイメージでしょうか。クリーンなアイテムとのコントラストが今かなと思うわけです。
クリーンなだけでは哲学に反しますしね。
この作品はいわばその走り役。メゾンではなくASKYYで完結させる。
裁ち切りの箇所を少なくし糸のほつれが少なくなった分、品があり落ち着いた仕様。
オフィスカジュアルや在宅が増えたお客様も多いので、そういったお声も反映しているのだと思います。

先日のナポレオンカットソーもそうですね。
ただ、尖った部分は当然残したままですが。
スキニーほどピタピタな頑張りはなく、ストンと落ちる品の良さ。
目立った特徴はありませんが、その分長くご愛用頂ける作品。

では、改めて。
RIBBON CORD SLACKS

Code : 3/7
Season : 381
Model : N15,N16
Material :
STRIPED…Polyester 63% Rayon 34% Polyurethane 3%
BLK…Polyester 63% Rayon 32% Polyurethane 5%
Color :BLK,STRIPED
Size : 1,2,3
23ssのアトリエジャケット、スモックシャツに並んで作成した「コード特化型」の1つ。

取り憑かれたまでに執着したコードシリーズは、これにて完結。


構造としては本体と同素材でコードを形成し、二重にコードを設置。

アウトライン自体は極めてシンプルかつミニマルなのでウエストのデザイン性はあくまでもさりげなく。
この見た目に対してウエストがコード仕様ってのが非常に楽です。
今季の着用画像で実はすでに多数着用しているのですがお気づきでしたでしょうか?



秋冬はフレアばかり履いていましたが、今年の春夏は個人的にこればかり履いてます。サンプル出来てからずっと。
今後のASKYYとしても冒頭のような流れもありますから、プッシュしていきたいシルエットです。
2023の顔はパンツから。
シンプルな考えでいけば、
今までのスキニーコーデをそのままこのパンツにシフトチェンジするイメージでしょうか。

個人的にもこの数ヶ月だけで既に無くてはならない一軍になっているので共有して頂けたら幸いです。
少しずつ細部を解説していきます。
ウエスト部分
大抵のイージーパンツってウエスト部分にゴムが入っている分、ギャザーがよってしわしわな形状になっていますよね?
今作はそれとは違ったアプローチをしております。

スラックスの上品で綺麗めな雰囲気を破壊せぬようにゴムはいれていません。
後付けの様にデザインし、コードは外側に。

そこから合計4本ものコードが垂れます。

結果として
ゴムによるギャザーが寄らない分、ミニマルな見た目を維持。

着用時には4コードがちらっと見える。

4本ってきくと盛り盛りなイメージですが、実際トップスで隠れるのでさりげないものとなります。
一方だけ絞ってウエストを固定し、もう一方は垂らすためだけに。
もちろん双方絞って頂いて構いません。
内側にはカギフックも付けてあるのでご安心を。

側章部分
真横から見た時にうっすらわかる側章を模したパネル。

以前リリースしたY slacksと同じアプローチ。
ラインパンツのように、若干のスポーティーさを与えてくれます。
ビジネス用スラックスのようにに見えない工夫は、こういった細部でアクセスしました。

ストライプの場合はさらにそれがさりげないものとなります。


ピンタック
22awのフレアパンツでも用いていたピンタック。
センタープレスをかける必要はありません。


予め数mmつまんで縫い合わせているため、縦の足長ラインは常に保持。

イージーパンツながらもこういったギミックでコーデの印象がぐっと変わるので是非ご体感ください。
とにかく足が綺麗に見えます。
裾
細部には従来の様な「糸のほつれ」がありません。

しかし、
滲み出る素行の悪さ。

裾はそのまま切りっぱなしの裁ち切り。
この部分はやっぱりラフでいたいじゃないですか?
なので、丈詰めとかはそのままぶった斬ってもいいと思います。

個人的には1つぐらい折り返しても好き。
ヒップ
玉縁ポケット。

玉縁が上についている珍しい仕様。
超さりげないことやってます。
素材
スーツのような見た目を維持しながら、程よいストレッチ性があり履き心地はサラッと軽快。

まさに夏向けスラックス。(組成的にはオールシーズン可)
縦と横、両方にわずかな伸びあり。
一般的なスーツ素材はハリがあり履いてて窮屈かと思いますが、この素材はとても柔らかくノンストレス。
表面も光沢を抑えていてマットなので、グランジからモードっぽいアイテムまで幅広く対応可能。

厳密にいうとストライプとブラックで微妙に組成が違うのですが、ほぼ一緒なのでお気になさらずで大丈夫です。

さらに売りの要素として挙げられることは、シワになりにくいということ。洗濯も可能です。
一般的なスーツのスラックスってどちらもNGで大体クリーニングいきですもんね。
日常使いの出来る優れた素材をこの形にオンしています。
そんなフォーマル素材に、少し尖ったエッセンス。

これこそが新たな世界観の構築の賜物です。
色展開
BLK、そして最近ようやくお馴染みとなってきたSTRIPEDの2色展開。

22awのストライプはネイビーベースでしたが、今作はブラックベース。

↑このネイビーもめちゃくちゃお気に入りですが、ようやく黒ベースを落とし込みました。
今作は形がフレアでもなくフラットなのでさらに合わせやすくなりました。

・STRIPED

黒をベースに、細い白線が走るピンストライプ。
今作はこの素材のために創り上げたといっても過言ではありません。

トラッドで格式高い印象がありますが、うちのくたっとしたアイテムとの帳尻合わせは新たなスタイルを生み出します。
それこそ大人なモードって感じ。

後半にコーデ多く載せていますのでこのストライプの良さを感じてほしいす。
黒よりも秀でたものが在りますし、紳士的な振る舞いは新鮮です。
・BLK

抑えて頂きたいマストなやつ。

例えば上がカジュアルなほどこのよさが引き立ちます。
極端にいえばヴィンテージのTシャツにコレとかまで振り切るのが気分。
シルエット
ここからはコーデやシルエットについて深掘り。
シルエットは、ズバリ、足がとにかく綺麗に長く見えるということ。

癖のない細身ストレート。いわゆるスーツのスラックスとお考え頂ければわかりやすいですね。

サイズ感は細身。
僕(178cm64kg)でsize2着用



ゆーき君(177cm57kg)でsize1着用



吉田個人的にはsize3でもいけますが足自体結構細いのでsize2を履いてます。
コーデに関しては、webページに今まで別商品のご紹介時に着用していたものを全て掲載しています。
是非ご覧ください。
ここでも軽くご紹介いたしますが、
直近だとCITY ALOHA SHIRTS。


NAPOLEON CUTSEW


アイスブルーにストライプの合わせいいですよね。
サンダル等に合わせる場合は、ウエスト位置を上の方にもってくると良い感じ。


ロング系の羽織も大変相性が良く、


カジュアルな顔のアイテムとの調和も図ることができます。

そんな新定番のスラックス。
価格
¥42,000(税抜)となります。
綺麗で品のあるスタイル。優れた素材。洗濯にも強くお手入れ簡単。
もとをとって頂ける自信作。
販売方法
いつも通り土曜12時に発売開始です。
6/17(土)12:00 直営・ECにて。
最後に
23ssのキーアイテムが締めくくり。

今後のスタイルを考えても推しな一本になることは間違いないかと思います。
是非、新たな一歩を感じて頂ければ幸いです。

皆様のご購入、心よりお待ちしております。
土曜12時です。

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RIBBON CORD SLACKS
BLK https://www.askyy-shop.com/items/74394683
STRIPED https://www.askyy-shop.com/items/75321476
ASKYY TOKYO FLAGSHIP