VERSE857 [ASKYY LAYERED SANDALS]

0thのリミテッドカラー、抽選販売が終了しました。

特にPINKの競争率がエグかったですね。少なくてすみません。。たくさんのご応募ありがとうございました。外れてしまったお客様はごめんなさいですが、また機会がございましたら是非よろしくお願いいたします。

レイヤードカットソー自体の配送に関しては、おそらくGW中にはお送り出来るかと思います。到着まで今しばらくお待ちくださいませ。

さて、今日のお昼頃youtubeにて先行リークさせて頂きましたが、、

見ていただけましたでしょうか?

今日は長文なのでGWの夜長のお供にでもお読みくださいませ。


とうとうこの日が来ました。

長い道のりでした。

そう、今日はASKYYから初のシューズを発表する歴史的な記念日です。いや、まぁ一般的にはそんな大したことないんでしょうけど。個人的強火胸熱案件で。

顧客様やインスタライブなどでも靴に関するリークごとをお話し続けていましたが、ようやく発表。

靴のジャンルにようやく着手出来て本当に嬉しいす。「全身ASKYY」とはいえ、小物や靴に関しては自社展開がない為、他社のものを着用している事実。それはお客様も同じかと思います。もともとその足りていないカテゴリ部分は補填を踏まえ買い付けをしてた過去があるのでそれは自然な流れではあるのですが。

この現状に一番モヤモヤしていたのは当然ながら僕自身です。

作りたい形やデザイン、お客様の求める具体像なるものが明確に脳内に充満しているにも関わらず、あらゆる理由で断念。それはブランドがまだ未熟でもありましたし言い訳じみますが、そこまで着手する余裕がなかったからです。(いまだに休みが月に数回というのは変わっていませんけど)デザインや企画は溜まっていく一方にも関わらず実物がないというアイドリング状態。その違和感はまさにフラストレーションの塊でした。

しかし、6年経った今、皆様のお陰で作りたいものが作れる環境が整いつつあります。今まで揃っていなかったもの、今年中に全てリリース出来るレベルまで到達しつつあります。もう、イメージは噴火ですね噴火。覚醒ではなく解放に近いす。

だから、今この瞬間、この一歩目こそが個人的にはめちゃくちゃ感涙でして。人知れず過酷な下積みをしてきた影の部分が逆転し、一気に日の目を浴びる感覚。しかも今回秀作を完成させた自負がありますから、もう脳汁ドパーなわけでして。この温度感を文章で表現することは難しいのですが、なんとなく滲み出る愛を感じて頂ければ嬉しいす。

※補足 ちなみに、出ますよーって一生お伝えしております「ブーツ」は今も継続で試行錯誤中です(サンプル4足目突入…まじでそろそろ血尿)。まだ先になりそうなので、、最初のシューズリリースはブーツでなく、まさかのサンダルという部分はお許しください。今期出す「靴類」に標準を合わせお財布の紐を固くされてたお客様も多いかと思われますが、もう、ここかと、、(お待たせいたしました本当)

というわけでご紹介を始めていきたいのですが、こだわりポイント引くほどあるので情報量多め。

書いている途中で自画自賛を繰り返していたので少し調子に乗ってる部分ありますがお許しください。はやる気持ちを抑え文章に起こしてみました。

LAYERED SANDALS

CODE : 5/7
SEASON : 381
MODEL : NS3
COLOR : BLK
MATERIAL : COW LEATHER100%
SIZE : 40,41,42
MADE IN JAPAN

さわりの一発

まず、ご説明の前にご覧いただきたいこの画像。

先ほどの上のLOOKとはまるで違う様相ですよね。

同じものなんです。

これこそが当作の全てであり、からくり。

デザインだけでなく、数通りのパターンで着用可能な機能性を与え、

他にないサンダルを世に産み落としました。

靴屋でもサンダル屋でも作ることが出来ない、むしろソレらを飛び級させたもの。

ASKYYでしか成し得なかった傑作、ご紹介していきます。

全景とその特徴

アイデンティティを忠実に組んだレイヤード。

「外羽根短靴」のようにクラシックな印象をもつシューレース装着時の品性と、

紐もベルトも無くした、ミニマルなスリッポンスタイル。

単にバックストラップを付けているだけでなく、ギボシによって着脱可能。

極め付けは厚底かつ、クッション性の高いオリジナルソール。

モード、カジュアル、リゾート、あらゆるシーンで着用できる革の質感とデザイン。

世の中にはストラップサンダル、シャワーサンダル、サボ、グラディエーターなど様々な形がありますが、極論、これらの要素を全て兼ね備えているといっても過言ではないと思っています。

「ファッションブランドが出したとは思えないほどのレベルの靴。」

どうせ靴をリリースするなら「靴屋以上」のものを作りたいと思っていました。

話はそれますが、

ファッションブランドがリリースする靴と靴専門ブランドがリリースする靴を比較した場合、いつになってもファッションブランドが敵わないという定説があります。

それは例えば作りだったり、歴史的背景だったり、あるいは普遍的なデザインだったり。やはり靴を買うなら靴屋がいいというお客様心理も当然あることでしょう。

しかし、一般的なファッションブランドがリリースしてきた靴はその大半が靴屋が今までリリースしたことのある形の二番煎じ的なものだったり、簡易的なアレンジ版だったり、なんならグレードを落としたようなセカンドライン的なノリでタグだけ付け替えてリリースをしているものが多いです。その結果になるのは当然の結果ですよね、、

そういった環境があるなかで、やはり0からデザインして100までを見たい。

靴屋でも作ることの出来ないアイデアと柔軟性で、成し得ないものを形にすることが役目。

機能性はあってもデザイン上の合理性がないものも多いのですが、ここまで気が利いたサンダルは世の中におそらくないんじゃないかっていう自信あります。

ちなみにおいくらぐらいだと思いますか?ASKYYが出す靴。

完全オリジナルだし10万越えか、安くて7,8万とか?

って思うじゃないですか、、価格はいつも通り後半で。

フォルム

手軽に履くことが出来る「スリッポン型」。

サンダルって足の親指と人差し指の間にいわゆる鼻緒があるものが多いかと思いますが、あれ大体痛くなりませんか?個人的にもめちゃ苦手でして、作るならシャワーサンダルの様な楽に履けるものというのは大前提で決めていました。

ただ、一般的なスリッパ型って欠点もあり、足をホールドする力が弱く「遊び」が多いことが挙げられます。

そこでうちの場合はアッパー部分の幅を広くとることで包み込む様なボリュームを与えました。

さらには指先にもストラップ(ベルト)を設け、その隙間から肌を見える様にし幅を調整。

この数cmの空間こそが、ボリュームがあってもスッキリ軽く見える秘訣となります。

サボの様な包み込む安心感とボリューム、シャワサンのような手軽さ。

まずはこの部分だけで以上2つの相応の良さを兼ね備えました。

レイヤード部分

THE ASKYYな意志は色濃く。

サンダルでもその意志は継承され、甲という狭い空間の中で可能性を引き出しています。

内側部分はホールドする役割、

そして外側に重なった部分は、革靴のように外羽根として装飾。

紐を外してもドレスシューズのようにフラットな印象を残すためステッチで固定。

クラシックシューズのようにフォーマルな印象か

ミニマルに削ぎ落としていくか

このニュアンスだけでも雰囲気が大きく変わります。

レイヤードがあって初めて成立する2wayの履き方。合理的かつ、コーデによって変更できる機能性は個人的にも大変満足のいくギミックです。

ちなみに、シューレース部分はあくまでも装飾ですので強く締めても甲部分の幅に大きな変化はありません。

丸紐の先端はチップをつけ、蝋引きすることで通しやすくしました。例えばこの紐の色を変えたり太さを変えたりしてアレンジしても良いかもしれませんね。デフォは割と一般的な太さのものにしていますが、もっと細いものに変更してもいいかなと思ってます。

ちなみに、LOOKでもあるように紐全外しが個人的に好みです。

ストラップ部分

先ほども挙げましたがスリッパ型の難点はかかとの浮きとホールド力の弱さ。

そこで、本体側にストラップを固定できるギボシを設置。

この着脱のアプローチでも2wayでアレンジ出来るようになっています。

シューレース部分を踏まえるとこの段階ですでに2way×今回の2wayで4通りのアレンジが可能。というのは少し大袈裟な表現ですが、お客さまに最も適したアレンジでカスタムしてご活用ください。

ストラップの先端はレイヤードの隙間に挟んで収納頂いてもいいですし、外側に出していただいても構いません。

サイズ調整できるように穴も左右に+1個ずつ予備を設けてあります。

そうそう、ストラップでいえば足首で固定するタイプも多いと思うんですけど、あれ、めちゃくちゃ足が短く見えませんか?どこか女性っぽさもあるし、足首固定だとかかとも浮くし。ホールドする場所はやはりかかとが正解かと思うんです。

このストラップの存在でグラディエーターサンダルのような装飾性も帯びつつ、構築的で作り込まれた高級感が宿りました。

この小さい部分にも様々なアイデアを詰めているので実際の利便性を感じていただけたら嬉しいです。

ソール部分

オールレザーで出来たような教科書通りのソールは選びません。たしかにあれもシャープでかっこいいかと思いますが、ありきたりというか、そもそも疲れますし重たくないですか?変に薄いと安っぽい。

うちのは程よいボリューム。

この自然な厚みが最高だと思ってます。

ソール高は3cmとし、クッション性に特化。

ブーツや黒い靴が多い私たちにとって、サンダルを履くシチュエーションておのずと気分もラフな時になりますよね?

となると、どうせだったら履いてても疲れないものを選びたい。

また、このことによって足元に比重がくるので全身のスタイルバランスも良くなるかと思います。

足も長くなり綺麗に見えますしね。身長3cmアップ。

このボリューム感があるおかげで

ブーツからサンダルへの移行もなんら違和感なく行えます。(これまじ重要すよね)

そして膨らみのあるインソール部分もわざわざ作成しました(コスト、、泣)。

裏側はこんな感じ。

ビブラム社のソールは必須スペック。ヘリが少なく強いです。

素材について

シボ感も少なく表面が大変綺麗な革。

うちのレザージャケットと同様に、光沢はテカテカすぎずほどよい程度に抑えています。

ということは、綺麗なスラックスでも合うし、グランジなデニムでも合うという両軸に振れるというメリット。

使い込むうちに柔らかくなりますし今後の経年変化も楽しみな素材です。

質感、ほんとラグジュアリーブランドのソレ。

もちろん、全て日本製。日本の靴職人が仕上げてくれてます。

革自体が柔らかいので靴づれも少ないと思います。

重さ

この見た目だしレザーだし絶対重いだろって感じられるお客様もいらっしゃるかと思いますが、、

その逆なんです。とにかく、軽い。

今回唯一懸念してたことだったのですが僕も出来上がってきて驚きでした。レザーサンダルのあのストレスを一気に覆すようなお手軽さ。

軽快な足取りでリゾートへ向かうことが出来ます。

サイズ感

サンダルなので最初はワンサイズの展開で検討しておりましたが、

お客様の為に大金叩いて3サイズご用意致しました泣

40(25.5cm相当)

41(26.5cm相当)

42(27.5cm相当)

の3サイズ展開となります。

僕の足の実寸は25.5なのですが、40でジャストです。

ちょうどクッション部分に綺麗に乗る感じ。

ちなみに甲の高さは平均的なサンダルと同等になっています。

フィット感めちゃくちゃいいのでこれ履いたらなかなか他の履けなそう。

ASKYY初となる靴の展開ですし試着してみないとわからない部分も多いと思いますが、ご自身の足をメジャーして頂き、当サンダルの実寸とお比べください。

普段履かれている靴のサイズではなく、あくまでも実寸がおすすめです。かかとがはみ出るのも微妙なので少し大きめがお勧めです。

コーデ

まさしく今季理想のスタイリングがこのLOOK。

ラフなイージー素材に、締まりあるレザーサンダルのコントラスト。

これが今期やりたかった事。

あくまでも、「大人なサンダルの着こなし」。

カジュアルに全振りもいいですが、モードみのあるアイテムを外すイメージがいいですね。

フォルムがボリュームあるのでブーツからそのままスライドして頂いて問題ありません。

大袈裟にいえば、ブーツに合わせてたコーデには大体合う感覚。

一点豪華主義じゃないですけど、靴がしっかりしてれば他もよく見えるという原則は薄着の夏場に特に発揮することと思います。

抜け感あるシルエットとの相性は脱力感あって最高ですよね。

サンダルを主役として際立たせるスタイリングも楽しみです。

ショーツ類は鉄板。

他にもフルレングス、アンクル、ショーツ、太さも特に縛りがなく合わせていただけそうです。

あとは旬な感じだとソックス。

今ではベーシックになりましたね。

写真はわかりやすいように裾をあげてますけど、

この見た目になります。(この靴下近くで即興で買ってきたので素材感めちゃスポーティーw)

本来はフラットな編みが良き。白に抵抗ある方は黒のソックスからだとエントリーすよね。

価格

いよいよ価格の発表、、

ブーツほどではありませんが何度も何度もサンプルをやり直してサイズも全部作りました。

正直冒頭にもあるように7,8万ぐらいになっちゃうんかってビビってましたが、、新しい工場様によくして頂き想定より低めに設定出来ました。もちろんうちも最初の靴なので気合い入れてます。

¥59,000(税抜)となります。

すでにご案内していたお客様には若干変更があり申し訳ございませんが、こちらが最終着地の金額となります。

サンダルって服と違い頻繁に作るというものでも無いので、お店にずっと在っていいもの。

数量はいつも通りなのでさすがに即完はないかと思いますが、夏もめちゃくちゃ長くなってきた昨今。なんだかんだ履く時期は長そうです。夏でもブーツ派のお客様も是非ご検討くださいませ。

おまけ オリジナルシューズボックス

初シューズリリースということで、新たにオリジナルのシューズボックスも作成したんです。こういうのも割と大変だったんですよね、、

ご購入のお客様にはこの箱に入れてお渡しさせて頂きます。

もし自宅に置き場所が少なくて嵩張るの嫌だし要らんよってお客様はサンダル本体のみお渡し致しますので、お気軽にお申し付けください。(ECでご購入のお客様は備考欄にご記載ください。)

販売方法

5/6(土)12:00から店頭・ECにて一斉発売開始です。

お渡しに関して

現在店頭で各サイズ1点ずつのご準備があるのですが、全量入荷は5/19を予定しています。

店舗ピックのお客様は19日以降、通販のお客様も19日以降の発送となりますので予めご了承くださいませ。

最後に

ASKYY渾身のサンダル。

靴類は今後もリリースしていきますが、「サンダル」の2作品目をリリースするのはまぁお察しの通りしばらく先です、、

早くても1年後や2年後になりますのでこの希少作を是非手に入れて頂ければ幸いです。

それでは皆様のご購入、心よりお待ちしております。

LAYERED SANDALS

https://www.askyy-shop.com/items/73727831

ASKYY TOKYO FLAGSHIP