「春夏に着用できるMA-1型のシャツブルゾン」
「春夏に着用できるMA-1型のシャツブルゾン」
「春夏に着用できるMA-1型のシャツブルゾン」
・・・
昨年の企画段階からこのワードをぶつぶつぶつぶつ四六時中唱えていました。アレしてる時でさえも。 え?
もしこれがうまく形にさえなれば、きっと春夏の暑い時期も確実に使えますし、そもそもそういった型は世の中に少ないし、ma-1型ならジャンルの垣根を超える多くのお客様方に気に入って頂ける と思っておりまして。
今回はそういったリアリティのある強いコンセプトのもと、
そのキャンバスにASKYY要素を全て注ぎ込んだ作品となります。
表層的なものに心は動かず、近づいて初めてわかるその魅力。
そんなモノやコトが僕は好きです。
3大将の大トリ。
今週末に投下です。
Model:G5
″BONDING BOMBER JACKET”
Code:3/7
Season:351
Material:COTTON100%
Color:WHT,BLK
LOOK公開時に比較的はっきりデザインが写っていたこともあり、最もお問い合わせをいただいたアイテムですね。
これはBLK。
このLOOKも同じくBLK。
3LOOKにて採用したほど使い勝手もよく、明確な推し商品です。
てことで入荷、大変お待たせいたしました。
相変わらずの長文となりますが少しずつご紹介させて頂きます。
■ボンディング部分
今回の最たる特徴は、名前にもありますように中央ジップ部分と袖口に配したお馴染みのボンディングデティール。
先日のBONDING TROUSERSは記憶に新しいかと思いますが、それと同様に生地を挟み込み縫い合わせることでコントラストをつけています。
わざわざ挟んでるので手間かかってます。
WHTの場合はBLKがパイピングの効果を与え、白特有のボケ感を無くしてくれます。
締まるところが締まる感覚でしょうか。
特に、私たちはインナーやパンツに黒を用いることが多いと思いますが、挟み込んだ「黒」が存在する事で他アイテムとのリンク性も向上するかと思います。
3枚重ねになっている分、糸の吹き出しも強く、特有のグランジ感を獲得しました。
萌え
WHTは写真を見て頂けるとわかると思いますが、ボンィングされている箇所の構造がよくわかります。
BLKは、先ほどもありますがBONDING TROUSERS同様の効果をもたらしますね。
WHTを挟み込んでいる為、見た目の軽快感があります。
インナーに黒を合わせた時もアイキャッチのある程よいさじ加減。
白線が縦に走ります。
各アイテムを引き立ててくれますよね。
確実にオールシーズン飽きなくお使い頂けるのでオススメです。
■袖口
袖に関しては、センタージップ部分同様に2枚の生地の間に1枚を挟み込み、比類ない見え方を創りました。
通常MA1はリブの仕様が一般的ですが、ASKYYの解釈では、少しのドレス感を加えるために1つ釦を設置。
夏はシャツ感覚で袖をラフにまくって頂けるようにアップデート。
■2つの肩線
これは今までにリリースいたしました、NAPOLEON JACKETや2 SHOULDER CUTSEWと同じアイデアを採用しています。
皆様に見慣れていただき、ASKYYを語る上でこれも1つの定番として定着してきているのが嬉しいですね。
肩線を2つ設けることによって、ドロップショルダーのような錯視を与え、着用時は抜け感のあるスタイルを手助けしてくれます。
その一方で、セットインの肩線もあるのでシルエットはスッキリ見えるというマジック。
■素材
肌触りがとても優しく柔らかなシャツ地。
これもまた、長時間芯からほぐし練り込む工程を施しておりますので生地を生産する上で長い手間がかかっています。
ガーゼのようなマテリアルでシャツによくみるあの ”ハリ” はもはやどこにも見当たりません。
更にその薄い素材同士を2枚貼り合わせて点と点で結びつけています。
うっすらその「点」が見えるかと思います。
そのため、洗いをかけると絶妙にヨレが生じ、この独自の凹凸が生まれ風合いが強くなるんですね。
白に関しては、特にくたった見え方をしてくれます。
白は透け感を気にされる方が多いかと思いますが、ロンTやタンクが無難かと思います。写真はロンTを着てます。
繊細な生地をがんがん洗いにかけることで生まれるグランジ感はまさにうちの真髄といえるでしょうか。そのプロセスを踏み、やっとASKYYらしさが生まれるといっても過言ではないかもしれません。
■襟元
覚えていただいておりますでしょうか。先日のDUSTER COATで用いた、あのシャープな襟。
今回も定番化させるために採用しています。
ノーカラー特有の女性らしさもなく、リブのような男くささもなく、その中間に位置するこの形は1つの完成形といえます。
ダスターコートのブログにもありますが、20AWも含めて今後ASKYYの1つの襟の形として確立させていく予定です。
例えば襟を見て、あーあれASKYYかなってわかるぐらい皆様に見慣れて頂けると嬉しいですね。着ていただいて良さを実感いただく事が一番嬉しいですけど。
■ボンバージャケット要素
左腕にはMA1の遺伝子を忘れずに。
歴史的背景の要素を継承させながらも、極力目立たぬように仕上げています。
この存在によって上品すぎない、男臭いバランスを保つことが出来ました。
■スリットポケット
ダブルジップなので下を開けて頂いてミニマムに着て頂くのもオススメです。
■シルエット
全体的にはそこまで細身の設計ではありません。形が形ということもあり、ややゆったり着て頂くことを推奨しております。
いつも通りのサイズをお選び頂くのがよろしいかと思われます。
僕が着ているのはWHT,BLKともにSIZE2です。
パンツはややルーズぐらいが気分ですがスキニーの場合、インナーにはレングスが長いものがオススメです。
■ご購入後のご注意点
糸が噴き出しているデザインのため、糸がファスナー部分に巻き込まれやすくなっています。これはデザイン性を重視しているものなので予めご了承くださいませ。その際は、大変お手数ですがハサミで自由にカットして頂き、調整ください。ASKYYカット(注1)で。
(注1) ASKYYカット・・・ASKYY特有の糸の吹き出しを、散髪にいくかのように月1でカットし手入れする事。
自分で書いてて草生えますが、定期的にお手入れくださいませw
僕は他の服も同様に定期的に糸切ってます。
ステッチが入っている分ある一定のところで止まり、裂け続けることはありませんが、念の為取り扱いにはご注意くださいませ。
お洗濯はオシャレ着洗いコースでゆるめでおなしゃす。
以上
概要はこんな感じです。
写真はPARISでの1コマ。(AV撮、、、間違えた 20AWの参考画像撮ってたのでモデルにはモザイク処理かけてます。)
アウターの中にコレ着ていたのですがAWシーズンもインナーブルゾンとして使えますのでオススメでございます。
ホテルで手洗い後、
その雰囲気が愛ですぎるあまり撮影。繊細だなぁーって改めて思います。
というわけで
作風が、ここまでかと詰まっている”THE ASKYY”な作品です。まだお持ちでないお客様にも是非それを感じていただければと思います。
価格は¥39,000(税抜)で着地。
20ssに於ける「ショート丈」部門では、恐らくこれが本命でしょうか。
うちの全てのアイテムにハマる力を持っていると思います。前後含めて。
いつも通り
店頭・通販同時で3/21(SAT)12:00より発売開始。
通販でのお客様の発送は月曜日以降となりますので何卒宜しくお願いいたします。
WHT
https://www.askyy-shop.com/items/27118283
BLK
https://www.askyy-shop.com/items/27133902
その辺のボンバージャケットを1万種類 寄って集めたって、敵わない。
そんな強い思いと自信を持ってないとブランドなんて出来ません。
ASKYY TOKYO FLAGSHIP & INEFFICIENT