ロシアの気鋭ブランド139DEC。
1作品目をさっそくご紹介いたします。
139DECの定番に位置付くコート。
それだけあって”らしさ”が凝縮しています。これを見ていただければ、「あぁ、こんな感じねー」ってわかっていただけるような、そうでもないような。
この一着で全てをお伝え出来るわけではないのですが、僕が一番最初に現場で目に止まった印象深いアイテムから。
Brand : 139DEC
From : RUSSIA
[LONG COAT]
Model:JK802
Material:COTTON60% POLYESTER40%
Price:¥64,000(tax out)
ご覧頂きました通り、パッと見は「フツー」ですよね。
昨今のいわゆる「映え」とは正反対にあるアイテムです。しかしその細部へのこだわりやマテリアルなどは大変奥行きのある作品。やはり僕はそういう部分をお伝えしていきたいです。
こんな時代こそ、こっち側にスポットライトが当たるようになればいいですね。そう遠くない気がします。
139DECの顔である、レザーとsilverのブランドタグ。
この時点で僕は萌えるわけですが、こういった目に見える装飾よりも…パターン設計が鬼でして。
わかりますかね?見辛いのですが
前面がラグランスリーブで一つのパネルで身頃が形成されています。襟も同様に。
よって前面には肩線無し。
その先はポケット、そして腕へ流れていきます。
一方で背面はセットイン。
加えて、流れる様に湾曲したアーム。
これら熟練の技術と研究により人体にフィットするシルエットが完成します。
(こういった立体感エグい商品の良さを僕の撮影スキルでは全くお伝え出来ない件)
袖ボタンも斜めに配置。細かいところで差別化が図られています。
ウエストにかけて綺麗なシェイプ。
いうほどエグれてないのでナル感を抑制。
襟倒した状態。
…多分勃てたほうが綺麗ですかね。
ちな、officialのlookがわかりやすいので送ってもらいました。
素材はふんわりしたメルトン。程良く毛足の長いファインウール。滑らかなタッチです。メルトン特有の硬さやごわつきはありません。
サイズは細身、僕(178/68)でMでややタイトめです。Sはきつかったです。
「黒ロングコート」
このカテゴリは僕らにとって、とてもハードルが高いと思います。逆の意味で。
今までに何着つぶして何着アップデートして今現在何着クローゼットにあるか僕は把握していません。(え、僕だけですかね?)
そういった部分ではかなり狭い門ですよね。
最も重要であるカテゴリであるが故に、目が肥えすぎたというか、こだわりが一層濃くなり精査されたというか。(え、僕だけですかね?)
そんな倦怠期に終止符を打つアイテム。
通販でも掲載完了です。
https://www.askyy-shop.com/items/14145323
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