サイドラインパンツ、いわゆるジャージ。
ここ数シーズンでは特に加熱したアイテムですね。
adidasを筆頭にpalm angels、FOG、そしてGUCCI。
スポーティさ、古さ、一種のダサさが良しとされるこの流れにおいては、この流行は必然だった気もします。まだもうちょい流れ続きそうですけど。
良くも悪くもダサさを極めていく(謂わば新しいものとしてその価値を再定義していく)ブランドが今後もPropsを得ていくのだと思います。生き残るか生き残らないかは別として。
独自のアイデンティティを保ち貫いていく部分と柔軟に寄せる部分を同時に兼ね備えることはASKYYも重要視しておりますが、その比率がどうあれば正しいのかはわかりません。
しかしながら需要や流行にブランドが応えるという観点では、業界を俯瞰で見たときに良い事なのだと思います。
という長々した堅苦しくてめんどくさい僕の思考はおいといてw、
その前提がある中で冒頭に述べた時代性や今っぽさという意味合いでのエッセンス・空気感を纏いASKYYらしく表現されたアイテムを今回特別にリリース致します。
とはいえ、そのカテゴリには見えないのでご安心ください。
そして去年9月にはもうサンプルあったのに(展示会で吊るしてた)リリースがこの時期という相変わらず安定もクソもないタイミングですいませんw
では公開です。
[ASKYY SIDELINE SHORTS]
Model:S1
Code:3/7
Season:331
Color:BLK/WHT , BLK/BLK
Material:COTTON 100%
Size:2(ONE SIZE)
Price:¥27,000(tax out)
サイドのみ、生地色を切り替え合理的に白線を形成致しました。
サイドラインパンツをモードに落とし込んだカタチ。
裁ち切りにより切り替え部分を造っており、次第に糸の吹き出しが強まってきます。
ASKYYらしい繊細な表現が垣間見えます。
ASKYYの製品でたまに付属しているリング。
これはお気に召さない方は切ってもらっていいかも。あんまり形跡が残らないように付いています。
ポケットはスリットにし極力見え方をシャープに。あくまでもモードベース。
ショーツのシルエットは本来平面になりがちですが、
立体的なシルエットになるようパターンを形成しているので股部分が特徴的。
丸みを帯びてるというか、前方から見ればサルエルに見えないけど後ろはサルエルみたいな。前面と後面でシルエットを微妙に変化させた といえば伝わりますかね。
ショーツがパツっている時のかっこ悪さは嫌。
前後の長さにやや違いを持たせています。
素材に関しては軽量のタイプライター地をウォッシュ加工。
コットン100です。
この質感を獲得したことでカジュアルにも馴染みがよくなりました。
ビーチでも浮かないかと。
リラックス感を求める為、
ベルトループ以外にもウエストの紐を設置し、紐の長さも長く。
BLK×BLKはサイドラインも目立たなくなりますが、白ラインに抵抗のある方には程よいかと思います。無くても十分なシルエットとギミックが担保されていますから。
もも中央の縫い目も効果的で自然なバッカリングに期待できそう。
ちなみにlookはスパッツと合わせてます。
僕はこのやる気のないスタイルが好き。
コレはもうちょいストリートに寄せた感じですね。
パンツのリリースが極めて少ないASKYYですが、やるからには細部までとことんこだわっています。その分、ショーツとしてはやや高く感じられるかもしれませんが、その価値を感じて頂ければ嬉しいです。
サイズはワンサイズ展開。僕でちょいゆるぐらいです。
紐がある分、幅広い対応は出来そうです。
一応採寸はonlineshopにて掲載致しましたのでご確認ください。
こちらよりご覧ください。
https://www.askyy-shop.com/categories/658758
ちょうどハーパンの履けるオンシーズンでの発売。
こっから真夏が2ヶ月以上続くと考えると、実際そこまで遅くないですよね?(ポジティブ)
ではではまたです。
ASKYY TOKYO JAPAN FLAGSHIPSHOP & SELECT BRAND