先日のHook3の記事では移転の「意思」について、今日のHook4ではその「具体的な内容」について綴らせて頂いております。いつにもまして長文になります。最後までお付き合いくだされば幸いです。
この店での営業もあと1週間をきりました。
思い出などの余韻に浸る時間もなく、目まぐるしい日々を送っています。
2018.7月”HOOK 1″の1周年の時に書いたブログで「これからは上より下を向く」と宣言してから移転するこんにちに至るまで、本当にあっという間でしたね。後ろを振り返らず、周りの目を気にせず、とにかく前に前に進みました。
あの時口にしていた通りに少しずつ行動し、現実化し、進めることが出来ている環境に心から感謝いたします。ありがとうございます。
もしお時間よろしければ、今回のブログを読む前に読み返してみてくださいませ。→hook1
今日は移転の詳細についてお話しさせてください。
僕は、今後の未来のASKYYに何が必要か、何をしている時でも考えてきました。このブログでも色々書き綴っていましたが、いつもお読みいただいている皆様には恐らくその葛藤や心情は垣間見えてしまっていたかもしれません。
しかし、その答えの灯火、今ははっきり見えています。
ブランドとしては、ASKYYに潜むポテンシャルやクリエイティビティを更に深く掘り下げその基軸を明確化すること。
お店としては、深く掘り下げていくASKYYに対してリンクするブランドのアイテムを多様化させASKYYの更に違う表情を引き出すこと。
次の第2章は端的にいうとそういったストーリーが始まります。
そして、そのストーリーにとって欠かせない重要人物が1人います。
若い頃は海外に住み、さらに世界中を旅し、
膨大な服の知識と私見を持ちあわせた彼の名は、
Mr.M
科学なら科学者、物理なら物理学者ですが、
服飾という学問があるなら彼はおそらくその博士や先生に値するでしょう。
彼は、まだ日本では誰も知る由もない世界中のブランドを探し出し見つけ、限られたカスタマーに直接販売しています。一般的なアパレルのフォーマットから距離をおくそのスタンスは、柔和な見た目からは想像のつかないアナーキーさ。
その辺のアパレル人とは比較にならないぐらい誰よりもストイックで、誰よりも服を愛し、服を敬っています。もちろん接客面に於いても現代のネットショップとは真逆に位置するでしょう。
今この時代、そういったPUREな人はまぁいません。8,9年ほど長い付き合いの仲でそんな彼の姿勢を見てきているわけですが、僕が最も信頼できる人物なわけです。
そんな彼とタッグを組ませて頂き、ASKYYは第2幕へ突入します。
それが今回のストーリーの真髄。
店の名は───────
ASKYY TOKYO FLAGSHIP & INEFFICIENT
新店のロゴを見ていただければお分かりになるかと思いますが、従来よりあったセレクト部門に、彼の展開していた”INEFFICIENT” イネフィシエントというプロジェクトを融合致しました。融合という言葉は違いますかね、コラボとも違うし、結束というか、、言葉にするとニュアンスが難しいです。
「セレクトショップ」という既成枠なんて軽く超越してるそのスタンスと、秀でた千里眼は、尊敬に値するものです。同時に彼はASKYYの一番の理解者でもあります。
いい加減一緒にやりましょうと。
先ほども書きましたが、今後のASKYYを考えた上でより多くのチャネルが必要になります。
「掘り下げていくASKYY」に対して、「別の方向に広げていく」必要不可欠な要素。
直営店を持ったブランドですが他のブランドも取り扱う、元から変な店です。
その生まれ持った性質を生かし、違う視点をもって育てていく方法に僕は光を見ました。
今後ASKYYは型数も増えていき色濃くなっていきますが、それと同時に水面の波紋も広げていきます。
お客様にとって、きっと楽しんで頂ける事と信じています。
そして気になるのは商品のこと。
まずASKYYは、今まで通り今後も一歩ずつ拡大していきます。
そしてTHOMKROMを始めとする今までウチで取扱をしていたブランドも今後も量を減らさずに継続致します。(これはコレクションの良し悪しにより変動しますが)
そして、彼が引っ張ってくる世界中のマニアックなブランドが降臨。
ヘルシンキ?ストックホルム?スウェーデン?ペルー?え?そんな国名あったっけ?ってとこまで、まぁとにかく幅が広く、黒に固執するわけでもなく、物作りに特化した拘りのある商品達をご紹介できるかと思います。
それら全てが混じり反応を起こした時、生まれる”何か”は僕も楽しみです。
対面の接客を重んじておりNETなどはあまりしないMですが、今後は説得してMが引っ張ってきたの載せていいか交渉してみますね。ネット掲載NGなブランドも多いようなので。
あと顔出しもNGで露出しないと思うので、店頭にお越しいただいている顧客様には直接ご紹介させてください。とにかく人当たりも良く謎に満ちたw素晴らしい人物です。
これでやっと 1人じゃなくなりました涙
移転後しばらくは2人体制の予定です。少し落ち着いてからはシフトしていきますのでその際はまたアナウンスさせて頂きます。最低どっちかはいるので定休日は今の所ありません。
店もわずかに広くなるしストックルームあるし広いトイレあるし。。お客様ももう少しくつろいで頂けるようになるかと思います。(お酒も準備します)
世界水準の価値観と視野をもつ、ゾロのような最強パートナーに肩を借ります。
3/1のオープン日、移転初日。
そんなパートナーはさっそく海外にぶっ飛んでて居ないんですけどねw。しかもたしか1週間ぐらい
最強だわw
てことで、
はみ出し者同士、新たなるアパレルの未来を目指します。
この時に戻って、自分に教えたいですね。
隣にいる彼と本当にこうなることを。
同じ志を持つ者は、年月を経てもまた導かれるということを。
ASKYY TOKYO JAPAN FLAGSHIPSHOP & SELECT BRAND
最終営業日 2/24(日)
ASKYY TOKYO FLAGSHIP & INEFFICIENT
開店日 3/1(金)