VERSE680 [ASKYY / Y LAPEL JACKET & Y SLACKS セットアップ]

今日は長文です。

・・・ここしばらくで稀に見る長文です。

 

 

 

 

 

というのも、

今回の作品はセットアップ商品。

トップスとボトムの2作品同時紹介。

 

 

 

 

前のブログにもありますが、なんといっても21AW前半の大目玉。

長いので途中休憩を入れながら前半と後半で分けてご紹介させて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

目次

1. 序章と全体像
2. Y LAPEL JACKET 登場
3. 一旦CM
4. Y SLACKS 登場
5. 締め
6. 販売方法等

 

 

 

 

って感じす

 

 

 

 

そして、

いつも僕が外で撮影してもらってる着用画像と採寸表は明日のご紹介とさせてください。

(商品到着が撮影までに間に合わなかったのもありますが、さらにブログが長くなる可能性があったので2回に分けます。)

 

 

 

興奮のあまり目を血走らせながら書きなぐってるので、茶でもしばきながらゆっくり読んで頂くと嬉しいです。


 

 

 

序章と全体像

 

 

 

 

 

ブランド創設4年、

独学で様々なことを習得しながらここまで物作りをしてきました。

 

 

 

 

そうした中で、ずっと着手できていなかったコンテンツ。

着手できていなかったというより、

閉じ込めたままその殻を破らずにいた っていう方がしっくりきます。

 

 

 

 

それこそが

“スーツ”。

 

 

 

 

作るからには完璧なものを作りたいという思いもあり、4年生のASKYYにはまだ早いかなと。正直思っていました。

そして次第に時が過ぎていく中で、

今回の事を確信づける転機となった「コロナ」が訪れます。

 

 

 

 

急速に時代が変わり進んでいく中で、

仕事でお召しになる衣服も大きく変わったというお客様のお声も多く伺いました。

 

 

 

リモートを筆頭に、スーツという縛りは一層緩和されビジネスカジュアルへと変化。

取り分け、スーツなるものは、ビジネスシーンだけでなく結婚式や二次会、そして普段着としても男性の中で絶対的存在なのは確かです。

 

 

 

スーツほどかしこまらずに、仕事でも着れるような”ある程度ちゃんとした”ものがあればどれだけ喜んでいただけるか。その思いは徐々に肥大していきます。

 

 

 

 

閉じ込めていた殻を一刻も早く破らなくては。

早急に形として仕上げなくては。

 

 

 

 

そんな使命感に溢れ、いよいよその”厚い殻”をこじ開ける事となります。

 

 

 

 

なんでしょう

地球を滅ぼしにきた地球外生命体がいたとして。

それを倒するためには、まだ未完成の兵器を完成させ発動させるしか地球に残された道はない。

 

それを完成させる為に、しがらみあった世界が一丸となり知や技術を集結させ、その糸口を見つけ急ピッチで完成させる。そしてその結果、地球は救われる。

 

 

っていう映画のような、あの感覚があったように思います。

いや大げさすぎて草

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、

勝手に1人で追い込み負荷をかけ、もってるものすべてを注いだ記憶があります。

社運かけてるぐらいの感じだったのであんまりその時のこと覚えていないのですが、必死でしたね。

 

 

 

 

 

それこそが今回のセットアップ。

ご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

「Y LAPEL JACKET」
Model:K13
Code:3/7
Season:363
Size:1.2.3
Material:COTTON100%
Color:BLK

「Y SLACKS」
Model:K14
Code:3/7
Season:363
Size:1.2.3
Material:COTTON100%
Color:BLK

 

 

 

 

 

重要視した部分は、

・フォーマルでないこと
・抜けすぎないこと
・どう見てもASKYYであること

 

 

 

 

簡潔にいうなればこの3要素です。

 

 

 

冒頭の2つ「フォーマルすぎず」・「抜けすぎない」って本来矛盾してます。

だからこそ立ち向かいかいがあるんですよね。

 

使命であり僕の仕事。

その繊細なる矛盾に細心の注意を払い完成させました。

 

 

 

 

前説はここまで。

ジャケットから紐解いていきます。


 

 

 

 

Y LAPEL JACKET

 

 

 

名前の由来。

それがこの部分。

 

 

 

ぱっと見、普通のテーラードにあるような襟に見えると思います。

 

ですが、よく見て頂きたくて。

 

 

 

ノッチドラペルを後から付たようなデザイン。

 

 

 

ベースはASKYYといえばのノーカラー。

あくまでもそのノーカラージャケットをベースとし、装飾品としての襟を飾りました。

 

 

 

 

「テーラードジャケット」というのは業界的にもとても凝り固まっているもので、変な縛りも多いカテゴリ。

ASKYYといえば独学ならではの自由度を解放し

今ではそれが武器となっている気がします。

(MGKっぽい不良感出ててこのカット個人的に大好き)

 

 

 

襟元で大きく印象が変わりますから、真面目すぎず、抜けすぎず。

そういった意図がここには詰まっています。

 

 

 

ビジネスのシーンにもお使いいただくことを加味し、ギリギリのラインを攻防。

いつも通り縫い目はほつれの仕様ですが、全ての箇所にした場合グランジ感が強すぎて仕事向きではなくなってくるので、

それは一部のみとし、基本はスッキリさせています。(ウエストのシェイプ部分や肩線は通常の縫い)

 

 

 

Y ラペルという新しいギミック、

是非ご体験ください。

 

 

 

 

■フロント

ダブルではなく、セミダブル。

って勝手に命名してます。

 

 

 

 

ダブルほどドレッシーにならぬようボタンの位置や開襟の角度も幾度と調整しました。

どちらで留めて頂いてもいいのですが、基本は開けてラフに着て頂きたいなと思います。

 

 

 

 

シングル、ダブル、どちらにも属さないフォルム、

とても気に入ってます。

 

 

 

先端にはアイコンである垂れた紐。

 

 

 

 

パンツにも同じく紐が垂れているのでその調和の兼ね合いもありますが

どうしてもASKYYの遺伝子を残したかった部分。

着用時に揺れることで命を吹き込んでもらおうと思います。

 

 

 

 

 

■袖口

ASKYYらしさが最も強い といえばこの袖口部分。

ブランド初期から愛用しているギミック。

 

 

 

 

ラフに、あくまでもラフに。

 

 

 

裏返しにするとわかりやすいのですが、

アームホールからは袖通しのいいキュプラを使用しつつ、途中の手首部分のみ繊細なシャツ生地で切り替えています。アームホールからシャツ生地ですとインナーによっては滑りが悪く着心地が悪くなりますからね。

 

 

 

というわけで、

下に白シャツを着なくともちゃんとした感を演出できるという優れもの。

 

 

 

白シャツを着ないと成立しないようなスーツのフォーマル具合ではなく、ASKYYが提案するものはカットソーなどに軽く羽織れるような合理的なジャケット。

 

 

 

 

 

■胸元

これもお決まりの白チーフポケット。

いつかのNAPOLEON JKTを彷彿とさせます。

白線が入ることで見た目の重たさを軽減。この文言、幾度も書いているので説明不要ですねすみません。

 

 

 

ラフな結婚式だったり二次会などシチュエーションによっては、少し袋布を外側に出してもいいかもしれません。

ちなみに袋布の大きさは現代に合わせスマホすっぽりサイズで設計してます。

 

 

 

 

■内側

背抜きではなく総裏。

ある程度のフォーマル具合は残しました。

不良でもちゃんとするとこはしてるみたいな。

 

 

あと、スーツのポケットに物を入れた時のふくらみが嫌なお客様も多いかと思います。

内側にポケットつけてるのでご安心ください。

 

 

 

 

 

■素材

今回初めて採用した素材。

こう見えて、コットン100。強撚の二重織で程よいハリがあります。

生地の段階で芯を揉みほぐしていますが、更に洗い加工も済ませました。

 

 

 

 

カジュアルなマット具合はいつものASKYYらしさを死守しつつ、ナチュラルストレッチ。

自然な伸びがあるので着心地も柔らか。

着込んでいくうちにシワ感もでてくるので愛着の湧く1着になっていくと思います。

 

 

 

 

 

■色味

完全なブラックってよりはどちらかというとすこし青みよりのブラック。

いや、、やっぱりブラックなのですが、「真っ黒」と並べた場合は少し差が出ます。

 

 

黒の中でもカジュアルな黒というか。

化繊的なソリッドな黒ってよりは土っぽい黒。

重たさがないので黒づくめって感じにはなりません。

この形とも色味の相性が良かったのでとても気に入ってます。

 

 

 

 

 

■シルエットとサイズ感

詳しくは明日の着用画像で改めてご紹介させて頂きます。

一般的なスーツのソレと近い細身でスッキリタイプ。

 

 

ウエストのシェイプ具合もギュンギュンに細くせず、カジュアルなシーンでも着れるように”普通に”。

違いを強いていうならば着丈が若干長め縦長設定。

 

 

これ言うと語弊あるかもですがスーツのようにセンシティブにサイズを選ぶというよりはラフにいつものサイズで問題ないかと思います。

 

ぴたっと着るご提案でもないので、少し大きめを選んでパーカーとかでも全然いいですね。

 

 

 

 

■お手入れ

袖裏地にキュプラも用いているのでクリーニングを推奨させて頂きます。ですが先ほども記載しているように洗い加工済みなので正直ご自宅で洗えます。(小声)

その場合は念の為型崩れしないように緩めの水流にてお洗いください。干す場合は太めのハンガーで形を整えて干してください。ご心配な方はクリーニングが無難です。

 

 

 

■価格

¥58,000(TAX OUT)となります。

5万円代で納めたかったのでよかったです。

 

 

 

 

 

 


一旦CM

後半、始まります。


 

 

 

 

 

 

 

Y SLACKS

その名も 「Y SLACKS 」

「Y DENIM」 に続かんとばかりに、贅沢な名前を授けました。

 

 

ASKYYのスラックスといえばコレ って認知頂けるように努力していきます。

 

 

 

 

 

最たる特徴は側章。

先日のスウェットパンツでもサイドストライプがありました。

 

 

今回はスラックスがベースとなりますのでその幅を太くしドレス感を底上げ。

縦に綺麗なラインを構築してくれます。

 

 

 

 

ジャケットのラペル同様、テーパードしたパンツに側章を後付けしたようなデザイン。わざわざな手間をかけました。

 

 

 

 

これもまたジャケット同様なのですが、裁ち切り箇所はこの部分がメインとなり、他は要所要所で通常の縫いに変更してます。

パンツも、仕事でも使えるギリのラインとして配慮。

 

 

 

■コインポケット

ジャケットとシンクロするコインポケット。

NAPOLEON PANTSでも用いたTHE ASKYYなギミック。

スリットポケットで目立たせず脇役に徹しました。

 

 

 

 

■タック

クラシックな雰囲気でスラックス感を強調してくれるのはこのタックの役割。

内向きで構築的。

タックがある分、もも周りが少し楽になります。

 

 

不良でもちゃんとするとこはしてる の、パンツ部門。

 

 

 

 

■装飾性

“ASKYYのスラックスといえば” という重たい役割と肩書きを掲げた分、

アイコンは各所に散りばめられていて。

マストとなったツインベルトループ。

ジャケットのフロントコードとシンクロ。

 

 

 

そして長めのドローコード。

スラックスでは珍しいですよね。その緩急がASKYYというか。

 

 

イージーに履いて頂きたい意図があります。

 

 

 

 

■素材

ジャケットと同じ。

ナチュラルストレッチなので足なじみ?は特に良いかと思います。

 

 

 

 

■シルエットとサイズ感

パンツも明日のブログで詳しい画像を記載いたします。

 

ダーツの役割もありますが、パツパツにならぬよう設計した細身シルエットとなります。

一般的なスーツのシルエットと同じく、自然なテーパード。

 

 

股下にはマチがあるので細身に見えますが可動域は広いです。

 

セットアップはアンクル丈がいいなってお客様もいらっしゃるかもなので裾上げも承ります。

もしくは裾をロールアップしてアンクル丈にしてもいいですよね。

 

 

 

 

■洗い加工

ジャケット同様、パンツも洗いかけてあります。

こちらはキュプラを使用しているわけではないので、手洗いもしくはおしゃれ着洗いでも問題ありません。ご心配な方はクリーニングがよいかと思います。

 

 

 

 

■価格

¥37,000(TAX OUT)

 

 

 

商品説明は以上となります。


 

 

 

締め

 

もちろん、セットではなく単体だけでも強力なパワーを持つ商品なので、それぞれでご検討頂くと幸いです。パンツはスキニーほど細身でもなく、太くもなく、万能型なのでトップス可能性は大きく広がるかと思います。

ジャケットも普通のカットソー1枚で成立しますし、普通のYデニムと合わせても良い感じ。

 

 

 

LOOKはATELIER SHIRTSでASKYYらしいフォーマルな装いにしていますが、パーカーとかでラフにいくのもありかと思います。

 

 

 

そして今後入荷予定のニットも。

これもやばいす。

 

 

 

 

 

 

スーツほどいかないカジュアルなセットアップ。

いかがでしたでしょうか。

 

 

 

 

 

冒頭のおさらいですが、

・フォーマルでないこと
・抜けすぎないこと
・どう見てもASKYYであること

 

 

 

 

これらに尽力し形にできたこと、自分でも嬉しいです。

未来のASKYYの定番となるように、覚悟を決めて創り上げました。

 

 

 

 

コロナがもしなかったら、今作の誕生はもう少し先だったと思います。

今後も色展開や素材違いなど、展開していきたいなと思ってます。

(売れ行き次第なのですがね)

 

 

 

 

 


販売方法について

 

 

 

今回は2作品同時発売となります。

セットでご購入いただけるお客様はジャケットとパンツをそれぞれカートに入れて頂きご決済くださいませ。

ちなみに2点合算で¥95,000(TAX OUT)

税込で¥104,500となります。

 

 

 

・シークレットクーポン

セットでご購入頂きましたお客様限定で、特典として次回ご購入時にお使いいただけるシークレットクーポンを差し上げます。是非このご機会をご利用くださいませ。内容は商品お渡し、通販のお客様は商品到着まで控えさせて頂きます。

 

 

 

・内金制?

今回セットでご購入の場合は10万超えとなりますので高額商品あるあるの”通販専用内金制”も発動しようと思いましたが、オペレーションが複雑になりそうだったのでちょっとやめてみます。。

 

ただその分、お支払い期日の延長は承ろうかと思います。

支払いもーちょい待ってよ吉田 的な通販のお客様は銀行振込を選択しお手続きください。

 

お支払い期限がきれた場合でも在庫の枠はそのままに再度カートを作成しお送りいたします。発売から約1ヶ月ほど先延ばしできる感覚でお考えくださいませ。キャンセルは不可です。(こちらもセット購入の方限定の規約となり、単品ご購入のお客様にはご対応出来ません)

 

 

 

 

通常のお支払い方法をお選びのお客様は、週明けすぐに発送出来ますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

以下詳細です。

発売日 10/9(土)12:00- 店頭・通販同時発売
通販配送 10/12(火)以降 即納
お支払い期限延長可能(セットご購入で銀行振込の場合のみ)
ASKYYステッカー同封
セットでご購入のお客様にシークレットクーポン贈呈

送料無料

 

 

 

 

 

長文のお付き合い、ありがとうございました、、!

文字数約6000、使用した画像50。もう小説ですほんと

 

 

着用画像と各サイズの詳細は明日更新いたしますのでまた明日もお読み頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくれて嬉しいす。

 

 

 

 

それでは、土曜12時よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

Y LAPEL JACKET
https://www.askyy-shop.com/items/52858691

Y SLACKS
https://www.askyy-shop.com/items/52858715

 

 

 

 

ASKYY TOKYO FLAGSHIP

 

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