VERSE513 [ASKYYの思想]

3連休ありがとうございました。

こんな真夏の中、秋冬のニットが即日に完売するという事象は大変喜ばしい限りです。新しい季節を迎える気持ちが少しでも高まっていただけたなら本望です。(本日が祝日のため、通販のお客様は明日発送となりますのでよろしくお願いいたします。)

 

毎週新作発表・発売という特異なブランドの性質上、次に次にっていう状態になってしまいますが引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

20AWを立ち上げ始めてから今週でweek 5。

その5週目分においては1つのヤマとなる商品が発売されます。

 

 

 

 

・・いつもそんなことを言ってますね。でもこれって本心で。

今日はそのASKYYの哲学というか在り方について少しだけ触れていただけたらなと思います。

TGGGG

 

 

 

 

 

音楽のアルバムって、間に箸休め的な曲も正直あったりするじゃないですか?

絶対的人気がでるようなキャッチーな名曲もあれば、ニッチ層にしかハマらないようなマニアックな曲や、いつもとテイストが違う曲も敢えて挟む。それを踏まえた上で1つのアルバムの特色や世界、ブランディングが構成されていますよね。

(客観か主観かでも変わりますが…100の曲もあれば80くらいの曲もあるわけで。)

 

 

 

 

他のアパレルブランドさんを例にとっても、派手なショーピースもあればシンプルでベーシックなピースもある そういった強弱のバランス感でMDが組まれています。ビジネス的観点に於いてそれは必然的なものであって不可欠だと思います。

 

 

 

 

一方ASKYYの場合、そういった総合的でコンセプチュアルなアルバム(コレクション)ではなく、常に100の力でシングルを出し続けているスタンスです。個、個、個みたいな。

(あくまでもスタンスをわかりやすくご説明してるだけで、自惚れ云々とかではないですw)

 

 

 

 

不器用なやり方ですが、今のASKYYはまだまだ未熟なのでその方法しかないって思ってるんですね。いろんな側面をお見せするような曲も必要ですが、一度でも変なのやどこにでもあるようなモノ出したらダメだなって思っていて。それはASKYYじゃなくてもいい話ですしASKYYの役割ではありません。

ある一定の領域からはまだ出ない様にした上で、1作1作緊張感をもち望んでいます。

 

 

 

 

そしてシーズンの終わりには、

前述のような「総合的に創られたようなアルバム」を超える、優秀なシングルの集合体である「ベストアルバム」が完成されていることが僕の理想なんです。なんと無く伝わりますかね?僕の脳みそ内。

だから、毎シーズンベストアルバムを創っていきたい所存です。

 

 

 

いつも書かせて頂いてますが、ひとつの物語としてASKYYは存在します。

こういうの作れる様になったんだとか、こういう幅も作ってきたかーって 成長の過程も見守って頂ければ嬉しいです。”THEブランド” 的な見栄を張らず等身大で今まできてますから、それが少しずつブランドらしくなってきら共に喜んでほしいなっておもいます。

 

 

 

とてもハードルが高く、余程の妥協も許されないプレッシャーなので、創るだけ創ったあと、少しでも納得いかないものはボツにしています。シングルを張れるような100のクオリティじゃないと世に出したくないっていうプライドがあるんですね。

 

 

 

そういった、天秤にかけられた後の状態の商品群”をまさに今現在、毎週リリースさせて頂いていますからそれはそれは、どれも気合が入っているわけです。うちの場合、リリースする期間から逆算すると生産・販売できる型数も限られますからね。

全型はできませんが、ほとんどの服に1動画を作成しているあたりシングルのMVと変わりませんし。

 

 

 

20AWも推し商品しかないので、冒頭の文章の様に全品番を特別扱いしてご紹介してしまいがちということなのですが、

 

 

 

結局さっきから何が言いたいかというと、

その個の精鋭の中でも 特に秀でる商品が誕生するということです。

 

 

 

 

それが今週発売分の商品。

ご期待ください。ヤマの登場です。

 

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ASKYY TOKYO FLAGSHIP & INEFFICIENT