少し前、Mが 「とある国」に行っていたのは覚えて頂いているでしょうか
いつものパリではない、通常のバイヤーが行かない様な僻地。
その某国。
実はカシミアの品質が世界トップレベルの国。
HERMESやLVを始めとするラグジュアリーブランドも採用する高水準のものが多いことでも有名です。
Mの新しく進めているプロジェクトに関しては、またタイミング見て詳しくご紹介させて頂いた方がいいと思うので一旦ここでは置いておきます。
取り急ぎ、今日はそれに絡む新商品に関して。
Mが自らの足で現地を探し、交渉し、見つけてきた貴重なマテリアル。
それをASKYYのフィルターを通して解釈し、新しいものへと落とし込みました。
そのスペシャルな素材を崩さず壊さず。
最大限に生かすこと。
その結果生まれた新しい産物。
今週末より発売です。
Model: ″HYBRID STOLE”
Code:3/7
Season:343
Size:F (2080mm×1440mm)
Material:wool 100% / cotton100%
Color:BLK
ASKYY 初の小物となるでしょうか。
2つの素材と1つの紐により形成されています。
良質な素材同士のハイブリッドなデザイン。
少しずつ説明させてください。
・WOOL側
写真ではこの素材の良さを伝えることが難しいですが、本当に滑らかで柔らかく、軽いです。
品質的には”極めてカシミアに近いウール”となります。
Mが見つけてきた至極の布。
・COTTON側
そのWOOL素材と同じ大きさで、
繊細なローン地。こちらはいつも通り日本が誇るコットン。
大変柔らかく、軽く、肌触りの良いものです。
次の20SSでもこの素材の服が登場するくらい気に入っていて。
前倒しでこれに使わせて頂きました。
これら二つの素材をドッキングさせました
繊細な素材同士の遺伝子の掛け合わせ。
コーデする時にも言えますが、異なる素材同士が組み合わさりその整合性がとれた時は一つの感動がありますよね。この素材のコントラスト、本当に気に入っています。
それをさらに紐づけるモノは中央のリボン。
垂れる紐 は、ASKYYを構成する要素の一つですがストールに落とし込んだ場合も揺れが増幅し全体に動きが出ます。
最後にウォッシュ加工でフィニッシュ。もちろんフチは裁ち切りでボロッと。
くたっとした抜けたグランジ感。
料理で例えるなら、素材が良ければ下手な味付けや飾りは要りあせんよね。
これもまた同じで。
最低限のASKYYを味付けし素材を生かしています。
・サイズ
横幅は贅沢にも2m近くあります。人がすっぽり覆えるぐらい。
個人的好みのなにものでもないですのですが、ストールはこのくらい大きくなきゃって思ってます。しっかり大きいのですが、それぞれの生地が繊細なため嵩張りません。
ボリュームのバランスいいです。
体への巻き方によって雰囲気も変わりますので、ぜひアレンジしてみてください。
リボンを使ってもご自由に。
肩からラフにかけてもいいですね。
寒がりな女性にもぜひお試し頂きたいです。
もはやブランケットのテンション。
僕の部屋のソファにはすでにサンプルが雑に置いてありますが、めちゃいい感じす。
ちょっと出かけるときは、ばさーーーっと羽織る みたいな。
。
てことで役割としては、一つの服 でもあるかと思います。
何より、暖かいのでこの冬活躍してくれますね。
僕は敏感肌ですが
チクチクするかゆみもほぼないです(個人差はあるかもですね)。気になる方はコットン側を肌に当たる方にしてみてください。
それもあってのアプローチです。
お値段は、
PRICE:¥29,000(TAX OUT)
原地へ行き、生地を買い付けし、それを使用して日本で生産しています。
要はこういった特殊生地を輸入する際の中間マージンがなにもないので、ASKYY製品としての価格も抑える事が出来ています。
それでこの価格が実現しました。
最初、Mがその国へ逝くと言った時、ある程度サイズや色、素材感をリクエストしていたのですが想像以上の品質で驚きましたね。さすがの引きの能力。
このスペシャルな素材をこの価格で出せるのもMのおかげすあざす。
僕らでしか出来ない、新しいコト・モノ が一つの形になりました。
明日11/2(土)12:00 より発売です。
宜しくお願い致します。
https://www.askyy-shop.com/items/24385573
ASKYY TOKYO FLAGSHIP & INEFFICIENT