VERSE285 [ASKYY RIBBON COAT ただいまより発売開始です。]

 

ASKYY、season341の2作品目。

 

 

 

 

 

「紐が無造作に揺れる事により、一つの衣服として動きを伴い服に命が宿る。」

それはASKYYの哲学の一つでもあります。

 

全ての揺れるものは、美しい。

 

 

 

そんなパーツの華奢な造作と、退廃的なベース。その矛盾を交差させた一つの作品がここに完成致しました。

手持ちのワードローブと気分を瞬く間に春へと誘うスプリングコート。公開です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Model:E1 ″Ribbon coat”
Code:3/7
Season:341
Material:cotton100%
Color:WHT/L,GRY/SLATE/OLIVE/BLK/BLKWHT
Price:¥37,000(tax out)

 

 

 

 

 

 

品番はE1。

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本来はトップバッターでご紹介させて頂きたかった偏愛アイテム。

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ショートのカテゴリは前回のオフィサージャケット、

ロングのカテゴリは今回のリボンコート。

 

 

 

今シーズンの2トップは彼らです。もちろん他のアイテム群もそうそうたる面子になるのですが間違いなくメインかと思われます。

 

 

 

一箇所ずつ解説させて頂きます。

 

 

 

 

1.リボンテープ

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肩からグログランテープを内側に配して手首にぶら下がるまで延長させています。

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遠目では腕にラインが入っているように見えるかと思います。

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真横ではなく、背面から前袖にかけて斜めに。

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意図として見た目の軽快さを求めました。

更にグログランテープを使用することでクラシックな印象とドレッシーな印象を付随させています。

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ボディとは異なる素材の為、縮率の関係上洗いをかけていく毎にバッカリングが生まれ、より凹凸が浮かび上がります。その為ステッチを2本にするなど凝視しないとわからない細部まで拘りました。

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2.ノーカラー

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シャツコートでは何気にノーカラーは初となりますね。今までのシャツコートはショールカラーやスタンドカラーでした。

いつもお馴染みの文言となってしまいますが襟がない分、ミニマムな印象を付与します。春夏の軽い装いにもノーカラーの抜き加減がリンクするかと思います。

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今後入荷するカットソーやカーデにも違和感なく合わせて頂けるよう三角の空き加減は調整を繰り返しました。

 

 

 

3.胸元のリボン

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腕のリボンとの同調。これだけですね。ここに全てが詰まっているというか。

垂れる紐の合理性の結果導き出した答えです。とても気に入っているアイデア。

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4.生地

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今回の生地は薄手のシャツ地をベースにしています。揉みこんでいる分、とてもソフトな肌触り。清涼感のある仕上がりです。

既にウォッシュ加工を施しているのである程度のフェード感は獲得していますが、多分モノ的に10回ぐらい洗って、くたくたになってきた頃が、この服の理想の姿になっていると思います。

 

 

 

 

うちの服は繊細な商品が多いので大切に着ていただいているお客様がとても多く大変ありがたいのですが、本当は、本当は生地が傷むぐらいボロボロに着てほしいという気持ちがあります。特にこういったシャツものは。俗にいう「モード」を崩して、男臭く着てほしいブランドですので、ボヘミアンとかヒッピーぐらいの思考で攻めてほしかったりします。

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5.シルエット

DH3.jpgイメージとしては18SSリリースのGRUNGE ROBE COATの襟なし版とお考えいただくとわかりやすいと思います。あれとシルエットに大きな変化はありません。

特別細すぎず、ベーシックなフォルム。

吉田178cm67kgでsize2着てます。気分としてはsize3でもいいかもなという感じです。

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すいません、まだこの超ザツい写真しかなくて。。時間差になりますがちゃんとした着用画像は改めて掲載させてください。

あと、WHT色以外は透け感気にしなくていいと思います。これでL.GRY。

 

 

 

6.色展開

今回は、色のバリエーションを贅沢にご用意致しました。

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今まではWHT,BLK、あってもGRYという少ない色数でしたが、ここまで幅を広げることができたことにまず感謝です。モノトーン意外というお客様のお声に応えさせて頂いた形にもなります。

今季のASKYYはいずれにしてもグレートーンが多いのでそのカラーパレット内で出来る限り広げさせて頂きました。

 

 

 

 

■WHT

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リボンとのコントラストが最も出ている色。クラシックでポエティック。ANNお好きな方はこれ好きなはず、、 あれ、違うかなw。でも僕は確実に買うっす。

いつの歳になってもきっと黒の真逆に位置する「白」への憧れはあるんでしょうね。

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■L.GRY

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WHTよりはくすみ感あるので総合的に合わせやすいかと思います。淡いトーンでいくならこの色ですね。春めいてます。そして旅人っぽい側面ももっているのでうちのチェックチュニックとかほつれたカットソーとか、クラッシュ多目のデニムとかそんなグランジアイテムがハマると思います。

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■SLATE

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青みがかったグレーがASKYYで初デビューです。写真よりもう少し明るめでしょうか。

リボンとの色味も本当に気に入っていて。

クローゼットが黒だらけで飽きてきてた方、春は黒重たいよなーって方には最もオススメでしょうか。ネイビーとも違う、もっと枯れたような色。グレートーンとか淡いピンクとか相性が良いかと思います。

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■OLIVE

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このアルチザンな色味、いいですよね。インポートのそっち系ブランドでありそうな感じ(語彙力)。黒ほど重たさもないので軽くなる春のイメージをほどよく締めてくれます。

おしゃれ感という意味では最も偏差値高い色かと思います。

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■BLK

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潔いオールブラック。これは語彙力がなくともご理解いただけるやつですね。

さりげないギミックの主張で語る男。

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■BLK/WHT ※LIMITED

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黒に及ぼす白の効果、最高な組み合わせです。

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つまりBLKのみ2色展開です。

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どれも捨て色がなかったのと、お客様から黒白以外ってリクエストも頂いていたので全色作っちゃいました。僕は2色で我慢しようと思いますが、その2色がなかなか決められませんね。。

 

 

 

 

7.他

ボデイの色によりリボンの配色も変化するのでお楽しみ下さい。

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でももし、その垂れるのが邪魔って気になる方はハサミで切ってもらって大丈夫です。

また雰囲気がガラッと変わりますし、それがお客様にとってベストな状態だとしたらASKYYとしては満足でございます。

とはいえ、、リボンの出す詩的な情緒が好きですけどね。

 

 

 

以上、詳細についてでした。

ちなみにASKYY独自のアイコンである、腰紐を隠すことのできるホールもついています。

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垂れ下がるの邪魔だったら内側にいれてくださいませ。

 

 

 

 

■価格

前回の18ss grunge robeが¥39,000に対して今回は¥37,000。

ディティールも増えて色数も増えたおかげでその分コストは身を削るはめになりましたが、他ではない作品かと思います。お値段も頑張りました。モノとしての価値も最大限まで引き上げたのでどうぞご検討くださいませ。数年後のボロボロになった経年変化が見たいです。

 

 

 

発売に関して今回は色数が増えた分、在庫の層の厚さも分散しました。すぐに完売するサイズや色も出てくるかと思いますので予めご了承くださいませ。

※あと例の移転がありますので、配送作業は3/1からとなり約1週間ほどお待たせすることとなります。お待たせし申し訳ございません。予めご了承の上ご検討くだされば幸いです。

 

 

 

 

以上となります。

また不明点等ございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。

 

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photo:1st prototype in paris

 

 

 

通販掲載完了です。

https://www.askyy-shop.com

それではどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

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